【CS】変【東カニ】 (ページ9)

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【備考】 

彼の住んでいる地域の小さな病院の清掃員として働いている。

汚いものを嫌う彼がなぜ病院で働いているかというと、菌があれどそれは他の場所も同じだし、病院であれば他の場所より消毒されているだろうと思ったから。

人に対して、心の中であだ名のようなもの(例：カレーをよく食べる人であれば「カレーの人」など)をつけることはあれど、それを故意に口に出すこと(勇気)はない。でもたまにポロッと零れてとても焦っている。  寝相がとてもいい。布団に入って眠ってから目覚めたときの姿勢がほとんど変わっていない。

寝言もほぼ言わないが、たまに険しい顔して唸っていることがある。大体汚物関連の夢をみてるとき。

逆にあの子の夢を見ているときはとても安らかな顔をしているし、起きてからも一日中上機嫌。

また、筋肉がついているとはいえ、運動神経はあまり良くない。筋肉量≠運動神経。でも足だけは速い。

過去は特に暗くもない。ただただ普通の人生だった。強いて言うなら父子家庭であったせいで小学生の頃からかわれたり中学の頃は遠巻きにヒソヒソされて病んだくらい。

でも自殺したいとも思わなければ自傷もしなかった。

代わりに生きることへの執着は人と比べて極端に少ない。汚い死に方じゃなければいつ死んでもいい。

因みに恋愛はそれどころではなかったので未経験。あの子が初恋。

彼の「普通」への執着は、そんな人生から来ている。周りと違うと、変だと言われてきた人生だからこそ、自分は普通だと主張している。

余談だが彼はとても酒に弱い。市販の酒1本飲んだだけでもうベロベロ。顔が真っ赤になって呂律が回らなくなる。

その状態であれば大分理性がトんでいるので、彼の本心を聞き出すことは容易いだろう。

ちなみに力も入らないため、急に殴ってくることがあったとしても余裕で防げる。仮に食らったとして全然痛くない。