◉ ページ7
【SV】
一人称 ： 僕 俺(素)
二人称 ： ○○さん アンタ(素)
三人称 ： あの人たち あの子たち あいつら(素)
人並みに低い声。どもったりしてるときはよく裏返る。
「…っえと、あの、あっ、じ、自己紹介、しますねっ、えっと、太田です、あの、太田朝。よ、よろしくおねがいします…」
「エッ、あっ、あの、それはちが、えっと、ア…い、家に帰ってから、捨てる、やつでッ……す。…ま、まじめ……ありがとう、ございます……」
「あ、Aさん、おはようございます。……ア、ハイ。大分、慣れてきたので、どもりはすくなくなった、かも、しれないです。」
「
「………うわっ！……えっ、あの、さ、さっき、お菓子食べてました、よね……？て、手、洗ってない、ですよね……？シャツで拭ってました…よね……？えっ、あ、なんで、触る…？さ、触ろうとするんですか……？
「
「へっ、あ、お、僕の好きなもの、ですか？えっと…………ぁ……あっ、あの、あれ、えっと、あそこの駅前の駄菓子屋の、あっそうそこ、の、アイス……！あ、はい、あの棒アイスです……あっ、お、おいしいですよ！ハイ……」
「……うっわ、なんですかそれ……新発売のドリンク？ゲロみたいな色してますね。……は？飲むの二回目？Aさんアンタ、それいつか死にません……？」
「あのぉ、お客様ー、店内では飲食禁止となっておりますので、そちらのものはしまっていただいて……
「……俺が変？や、そんなことない〜……っすよ。僕全然普通なんで……なんでも人並みにしかできないし……ハイ、なんで僕、絶対普通ですよ〜……」
「…Aさん？あっ、よ、良かった、合ってた……偶然ですね、こんな所で……俺？俺は仕事帰りです。あ、ハイ……そう、あの服屋の、ハイ。清掃員なんで……」
「……ひっ、あ、てんちょ……ぇあ、はいっ、あ、ありがとうございます、え、あっ、いやあのっ、僕はただっ仕事をしてるだけなので……」
「……友達？誰がですか？……俺とAさん？あ、そうですか…え？あいや、うーん……特に嬉しいとかはない、ですけど……まあ、アンタがそういうなら、友達ってことで。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ねこなべやみなべ | 作者ホームページ：http teno1
作成日時：2022年11月12日 20時
