鬼札【鬼滅の刃】 参

壱百参拾弐 ページ43

＊ネタバレ含みます


童磨「やぁ、ここで会うのは奇遇だね。Aちゃん？」


貴「童磨・・・！？なぜここにいる！？」


童磨「俺だけじゃないぜ、他の皆もいる。」


貴「・・・何が目的だ？」


猗窩座「俺たちにつけ。あの方のご命令だ。」


貴「・・・へぇー、そうなんだぁ。」


辺りの空気の温度が一気に下がる。


勿論原因は妾である。


貴「それではい、分かりましたというとでも？」


黒死牟「そうは・・・思っていない・・・。」


貴「ならば力づくでかえ？


こんなか弱い女子を三人の男で連れて行くなんて大人気ないなぁ」←


三人「(どこがか弱い、だ！)」


黒死牟「こいつらを・・・目の前でまた(・・)死なせるのか？」


貴「・・・！？」


こいつらは言うまでもなく柱をはじめとした鬼殺隊のことだろう。


なるほど、こういう脅しで攻めるとは・・・。


貴「ならば、守るまでだ！」


妾は仕込み刀を抜き黒死牟に技を仕掛ける。


【水の呼吸 肆ノ型 打ち潮】


【月の呼吸 陸ノ型 常世孤月・無間】


二人が立っていた場所に土煙が舞っていた。

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