鬼札【鬼滅の刃】 弐

捌拾漆 ページ45

玉壺「安い挑発だな。この程度で私が取り乱すとでも思ったのか？」


時透「うーん、うん。」


無一郎が突然考え込んだ。


玉壺もそれが気になり、彼に問う。


玉壺「何だ？」


時透「・・・気になっちゃって。


なんかその壺、形歪んでいない？


左右対称に見えないよ。下っ手くそだなぁ。」


あ、それは地雷を踏んd


玉壺「それは貴様の目玉が腐ってるからだろうがアアアア！！」


・・・うん、踏んだね。


だって、血管が何本か逝っているからね。


それに唾液が撒き散らされて・・・下品じゃのう←


玉壺「私の壺のどこが歪んでいるんだアアア！！」


【血気術 一万滑空粘魚】


壺から大量の魚が現れる。


玉壺のことだ、また毒が体液か何かに含まれているだろう。


玉壺「一万匹の魚がお前を骨まで喰い尽す！！」


無一郎は焦らずに技を仕掛ける。


【霞の呼吸 陸ノ型 月の霞消】


大量の魚を切り刻む無一郎。


肌が露出しているから毒を浴びそう。


大丈夫なのか？


【霞の呼吸 参ノ型 霞散の飛沫】


回転で体液を弾き飛ばす無一郎。


そして、玉壺の頸を斬ろうとした瞬間


脱皮した。


いやいや、玉壺よ。君は脱皮ができるのかい！？


わぁ、すごいねー(棒読み)

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