41.幼馴染みのホビット ページ41
『…やっぱり、寂しいです…』
孤独というのはこんなにも寂しかったのですね…。
はぁ…心が苦しい…
「…ｯ!?A？」
『…え？』
昔、昔ですけど。
あんまり覚えていませんけど、
どこかで聞いたことがある。
『ロボロ…くん？』
“ロボロくん”
ロボロくんは昔からのなかだ。
簡単にいえば幼馴染みです。
小さい頃…あのときからもう会ってませんのに…
ロボ「…久しぶり、やな、」
そういってロボロくんは笑った。
『ふふ、そうですね。』
ロボ「…どこに、いっとったんや？」
『…！！』
…やっぱり、そのこと…
『…ごめんなさい、お母様達の都合で…』
ロボ「…そっか。」
『すみません…』
ロボ「いや、大丈夫やで、親の都合やったらしゃーない」
『…あり、がとうございます、』
ロボ「…俺、寂しかったんやで。」
と、ロボロくんは呟いた。
『…っ、』
顔に熱がこもっていくのが自分でもわかる。
は、恥ずかしい…。
ロボ「ｯ…!!ごめ！今の忘れて！」
『は、はひ…。』
ロボ「…が、学校、どうや？」
『…。た、楽しいですよ！』
ロボ「…嘘やな、」
『え？』
ロボ「A、嘘をついたら拳を握る癖があるんや、」
『…？…ッ！！』
そう言われたから見てみると、
本当に握っていた。
本当に無意識でした。
ロボ「なんか、あるんやろ？」
『…ロボロくん…実は…』
＿＿
ロボ「そうか…。辛かったんやな、」
『…はい。』
ロボ「…A、次は」
“「俺が守ったる。安心せぇ」”
『…ｯ…ロボロくん…』
私は、私はｯ…
『私、どうすればいいんでしょうｯ…
もう私が誰かわかりません…
仲間に裏切られ、私を信じてくれる、
本当の仲間もいなくなったらってｯ…
考え、たらｯ…、こ、怖くてｯ…』
ロボ「大丈夫、大丈夫。俺はAの味方や。
…俺が絶対、守ったる。
次は俺が守るばんや、すまんかったな。」
『ｯ…』
ロボ「あーあー…泣いたら駄目や。
俺、Aの笑った顔がすきやで、」
『…!』
真剣な顔をしていたから本当だってことがわかった。
ロボ「な、何や…？」
『…ロボロくん、成長したなぁって』
ロボ「…もう弱くない。」
『…ふふ、わかっていますよ。』
ロボ「…俺は…」
『味方、ですよね、
…ロボロくんを信じます。』
ロボ「…おん。」
『…』
あぁ、幸せだなぁ。
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腐ってますけど何か - イルマ君とかリード君とか見方にしてほしいです。 (1月8日 22時) (
レス) @page21 id: 4c8c48f850 (このIDを非表示/違反報告)
レベ - せめてアガレスくんとか、ジャズくん味方になってくれないかな！あ。最終兵器おもいついた。アメリちゃんじゃぁぁ！ (2022年11月21日 16時) (レス) @page25 id: ea3111d08d (このIDを非表示/違反報告)
ユキ - リード君見方になって欲しい、、、 (2022年10月24日 22時) (レス) @page5 id: 785e1889ff (このIDを非表示/違反報告)
＾ナキア＾ - ジャズ君が見方になったら良いなと思います！ (2022年7月11日 18時) (レス) @page21 id: 9b4827c27c (このIDを非表示/違反報告)
あくら、 - 九州の方弁が混ざってるっぽいですが気のせいですか…？作品とっても面白いです！←初コメこんなんでごめんなさい (2022年5月24日 22時) (レス) @page7 id: f62a5d0896 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零々 x他1人 | 作成日時：2021年8月24日 20時
