SEVENTEENの患者さん (ページ11)

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オブラートページ11

ﾐﾝｷﾞｭ｢オブラートって何？オブラートに包むっていう言葉はあるけど知らない……｣

｢オブラートって何？じゃないでしょ！
何年看護師やってんねん私でも知ってるよ
ほら、ボンタン飴についてるようなペラペラしててベタベタしてる飴みたいなやつ｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢Hey Siri、ボンタン飴って何｣

Siri｢こちらが見つかりました｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢……日本のお菓子？｣

｢ってか駄菓子かな｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢ふーん。なるほど。｣

｢でもオブラート、角が引っかかるから嫌……でもゼリーよりマシだから｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢そんなにゼリーやなの？何で？｣

｢……チョコ味を小さい頃に食べたことがあんの。くっそ不味かった｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢チョコ味？美味しそうだけど｣

ミンギュの首に下げてる電話みたいなやつを咄嗟にとって連絡網からミンハオを見つけ出し、
電話をかける。

｢もしもしミンハオ？チョコ味のお薬ゼリーも追加でちょうだい｣

ﾐﾝﾊｵ｢え？？オブラートは？｣

｢オブラートもつけて｣

ﾐﾝﾊｵ｢……ははん。わかった。｣

｢よろしく｣

ﾐﾝｷﾞｭ｢飲む気になった？さすが俺｣

スルーしとこ。
後で大変なことになるよ、ミンギュ。

ヒヒッ