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翌日。
予告どおり週刊誌が発売された。
今日も今日とて朝から仕事。
昨日は写真を撮ったであろう記者に追いかけ回されて、巻いてから家に帰ったおかげでちょびっと寝不足。
珍しく、時間ギリギリの楽屋入りになってしまった。
『おはようございます...』
＊「ーー、まあそういうことだから。フォローしてやってくれ。あ、おはようA」
楽屋に入ると、みんなが週刊誌を囲んで話をしているところだった。
何となく気まずくて、
荷物を置いたらそそくさとメイク室に移動する。
......それが失敗だった。
「あ、結城さん。読みましたよ〜お熱いですね(笑)」
『え？、...あぁ、あれ誤解なんで(笑)』
「えぇ？でもいい雰囲気だったじゃないですか〜」
揶揄い口調だが、明らかに顔は笑ってない。
嫌味として声をかけられているのはすぐに分かった。
女って怖ぁ...
「新人俳優さんですよね？どんな方なんです〜？」
『どんなって...良い方ですよ、すごく』
「たしか同い年でしたよね？気も合いそう！」
『あはは...』
メイクや衣装合わせをしてもらっている間、散々、質問をされては否定をすることを繰り返した。
なんか...仕事始まってないのに疲れた...
『ただいま戻りました...』
dt「おかえり。おいで、A」
『ん？うん...』
iw「はい、ケータリングにあったから作ってきた」
『わぁ、ありがとう！照の作るココアすき』
楽屋に戻れば、なぜか甘々なメンバーたち。
不思議に思いつつも、精神的な疲労感を癒してくれるのは、やっぱりメンバーなんだと実感した。
嫌味に負けそうだった心がホッと温まる。
dt「疲れたらいつでも戻っておいで。俺らはいつでも、どんな時でも、Aを受け入れるから」
『涼太...』
fk「チーフがさ、さっき教えてくれたの。誤解だってことも全部。フォローしてやれってさ」
『あっ...』
パッと振り返れば、控え目にグーサインをするチーフマネージャーがいた。
そして、その間に、ラウールが割り込んでくる。
『ラウちゃん？どうした？』
ru「俺らはみーんな、Aちゃんを大事にしたいの。だって、Aちゃんはみんなのお姫様なんだよ？」
なんちゃって、なんて照れ笑うラウールがとても大人っぽく見えて、ちょっとだけドキッとした。
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あんな(プロフ) - 毎話楽しく読ませて頂いてます！！アノネーストーリー分かりますよ！！柊真くん今でも大好きなのでお話で読めて嬉しかったです！ (2019年12月5日 21時) (
レス) id: 4952c57afa (このIDを非表示/違反報告)
黒雪 冬華(プロフ) - デビュー曲のお話もありがとうございます！すごく素敵でした！SixTONESとの差別化？というか色の違いを出すならジャニーズ感を出してくるだろうと思ってたので、お二人で嬉しかったです(●´▽`●) (2019年11月27日 23時) (レス) id: 4eb5adcd65 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 美紀さん» こちらこそリクエストありがとうございました。またぜひ、リクエストお待ちしております。 (2019年11月21日 11時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - りっかさん» コメントありがとうございます！関西担の方にも楽しんでいただけてることをうれしく思います！また読みにきてください。あわよくば、リクエストもお待ちしてます(笑) (2019年11月21日 11時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
おれんじ(プロフ) - 弥生さん» リクエストありがとうございました！お待たせして申し訳ないです(汗) ぜひぜひ！むしろたくさんリクエストいただけると嬉しいです！(笑) 今後ともよろしくお願いします！ (2019年11月21日 10時) (レス) id: f2384aad00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2019年10月31日 16時
