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連絡きました、と声を掛けられて、岡田さんの元にみんなが集まる。
寝顔？の写真を送っただけなのに今の警察さんってすごいな……
岡「名前は大きい子がひかるくん、小柄な子がだいすけくん。2人とも愛護団体から捜索願が出されているようですね」
『愛護団体…？』
岡「ご家族がお亡くなりになっているようなので、保護される予定だったんだと思います。」
『なるほど…？』
身寄りがないってことか…と2人の方に目を向けると、小柄な方……だいすけくん？の目がぱっちり開いていた。
キョロキョロと辺りを見渡している。
『おはよう。だいすけくん…でいいのかな？』
大「…ここ、…どこぉ」
『ここは私のお店。勝手に連れて来ちゃってごめんね？』
大「…ふぇ、っ」
『え、えぇ？なんで泣く…』
お話してる途中で突然、大きな目をウルウルさせ始めちゃっただいすけくん。大人がオロオロする中、動いたのはりょうへいだった。
今にも泣き出しそうなだいすけくんにギュッと抱きつく。
亮「さびしくないよ、おれがいっしょにいてあげる」
大「いっしょ…？」
辰「おれも！おれもいっしょだし！」
亮「なにいじになってんの」
辰「なってないもん」
亮「なってるじゃん」
辰「なってなぁい！」
何でそこで喧嘩になっちゃうの…と半ば呆れて止めようとしたら、2人の間できょとんとしていただいすけくんが「くふふ」と笑う。
大「あははっ、へんなかおー」
辰「なっ…！」
亮「やっぱりそーおもう！？」
大「なんかー…せまい」
辰「ぉ、おれのかおがでかいからだよ！」
最初の様子で人見知りなのかな？と思ってたのに、まさかの初対面の相手をいじりにかかる無邪気な子だっただいすけくん。
一回言葉を交わしてしまえば仲良くなるのはあっという間で。
辰「おきないね？」
大「おこせばいいんじゃない？」
亮「えーやめようよー」
大「いくよー、せーの！」
嫌な予感がして静かに耳を塞いだ直後、お店中に「おー！きー！てー！！」という元気いっぱいの声が響き渡った。
お客さん帰しといてよかったぁ……
照「……っさい」
大「わぁっ！」
辰「いたっ、」
亮「だからいったのに」
不本意な寝起きのひかるくんによる容赦のない蹴りは、華麗に交わしただいすけくんの代わりにたつやが食らっていた。
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まりも(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいています。リクエストなんですが、翔太くんと涼太くんがお店に来る前の家でのお話が見たいです！これからも更新頑張ってください！ (2020年10月10日 15時) (
レス) id: 2607901ad6 (このIDを非表示/違反報告)
Yuri - いつも楽しく読ませていただいています！更新、楽しみにしています！！ (2020年9月29日 23時) (レス) id: 2467065cee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年9月18日 15時
