32-2 ページ29
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バチッという音と共に電気がつき、軽い衝撃と共にエレベーターが動き出す気配がした。
何事もなかったように開いた扉の奥には、
iw「翔太！舘さん！！」
nb「っひかる…、」
見慣れすぎている姿があって。
安心した俺は、押し寄せた疲労に抗うことなく目を閉じた。
―――
――
―
nb「……、」
mg「起きた？」
nb「……めぐろ」
mg「うっす。びっくりしましたよ。居なくなったと思ったら意識飛ばして運ばれてくるんだもん」
寝起きでボーッとする頭で目黒の言葉を咀嚼する。
……俺、あのまま意識飛ばしたのか。
あの時は涼太のことで必死で、自分の限界とかどうでもよくなったんだよなぁ…
nb「っあ…、涼太は？」
mg「熱は上がっちゃったけど、もう目を覚ましてます。……それよりも今は自分の心配してください」
目黒によれば涼太に匹敵する熱を俺も出してしまっているようで…、どうりで怠いわけだ…。
mg「食欲ある？」
nb「……ない」
mg「だと思った。ゼリーなら食べれるでしょ。てか食べて」
nb「…んだよ、…強引だな」
じゃなきゃ食べないくせに、と返されて差し出されたのは吸うタイプのゼリー。
身体起こすのすらだるかったから、助かった。
mg「これ置いてくから、こまめに飲んでね」
nb「……ありがとう」
俺がゼリーを飲み込み始めたのを確認した目黒は、ベッドサイドの机にスポドリを置いて部屋を後にした。
……気が利くやつ。
――ﾌﾞﾌﾞﾌﾞｯ、
nb「…？ スマホ……あった、」
バイブレーションの音にカバンを引き寄せる。
届いたのはメッセージの通知だった。
だてそろそろ目を覚ます頃じゃないかと思って
だて今日はありがとう。翔太は大丈夫だった?
なべなんで分かんだよ。笑
なべ熱出してるっぽいけど平気
わざわざ連絡してくる律儀な辺りがあいつらしいな。
もう一眠りしたら汗を流しにシャワーを浴びよう、そう決めてもう一度布団に潜り込んだ。
.
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舞夜(プロフ) - リクエスト宜しいでしょうか。阿部ちゃんが急に不安になっちゃって佐久間だけに甘える話を読みたいです。いつも応援してます。これからも頑張って下さい。 (2020年5月11日 22時) (
レス) id: 4eafdf0209 (このIDを非表示/違反報告)
ミルキー - リクエストお願いします！舘様が体調不良の中みんなの為にご飯を作っていて火傷してしまい、みんなに助けてもらうお話をお願いします。 (2020年4月25日 3時) (レス) id: e268878af5 (このIDを非表示/違反報告)
ちかりん(プロフ) - リクエストお願いします。深澤くんの体調不良で倒れちゃって、部屋にお見舞いの品が続々届く感じの話でお願いします。難しいようでしたら大丈夫です。 (2020年4月23日 17時) (レス) id: be1cc30b1b (このIDを非表示/違反報告)
niko(プロフ) - 舘様が全身に自傷行為をしてラウールに見つかってしまうお話をお願いします！ (2020年4月21日 23時) (レス) id: f87f8b0d6d (このIDを非表示/違反報告)
ひらめ - 康二君が熱があり、甘えん坊、もっと寂しがり屋になってSnowManのみんながでれでれになりながら看病するのをお願いします！ (2020年4月19日 8時) (レス) id: 579ffd5296 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おれんじ
| 作成日時：2020年4月10日 21時
