十件：situation ページ10
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湧「んで、颯太はなんて言ったの？」
颯「光合成」
「おお、いいじゃん光合成！センスあるねうっちー！」
颯「いいよね？！でも却下されたんだよ〜〜」
湧「当たり前だろ」
「えー私はいいと思うけど？堅苦しいよりそういう遊び心あったほうが」
颯「だから俺の目標にした笑顔は人を惹きつけるってね」
「もう十分惹きつけてるようっちー」
なんてボソッと自然に呟く君に
また俺が惹きつけられるよね
湧「Aは委員会どうだったの？」
「わたし？檜山くんと少しお話できたんだ」
湧「いや、聞いてるのは会議内容の話ね」
「ああ、そっち？第二・三の水曜日に担当になったよ」
颯「話せて良かったね」
湧「え、好きなの檜山」
「…べつにそんなんじゃないよ」
湧「ふーん、」
颯「A顔真っ赤だけど熱ある？大丈夫？」
湧「それ物理的な熱じゃないから」
ここにも天然が一人
動揺してすぐ顔真っ赤になるのやめたい
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安「内村くん、おはよう。昨日はありがとね」
颯「あ、安藤さんおはよ！うん」
湧「お前らいつのまに仲良くなったの」
「昨日なんかあったの？」
颯「ううん、なんもないよ」
湧「意外と学級委員いいコンビだったりしてな」
私もそれは思う”女の勘”
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芽「ねーわく！うっちー！A！今日の放課後男女何人かでカラオケ行くんだけど来ない？」
颯「家の手伝いあるわ〜」
湧「俺は行ける！Aも行くよな？」
「放課後は特になにもないけど…」
芽「よし決まりね！！！」
「誰がいるの？」
芽「えっと、平塚くん、深田くん、山本さん、平さんあたり？？」
「結構人数いるんだね」
陰キャに大人数は向いてない
合コンみたいなノリはどうも好きじゃない
ましてや、五人とも隣のクラスの一軍
湧「大丈夫だよ俺がいるから」
「…じゃあ行くよ」
芽「あ、あと黒田くんもいる！黒・田・く・んっ」
「はいはい良かったね笑」
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作者名：えくぼ
| 作者ホームページ：http://twitter.com/obukeeeee
作成日時：2020年6月17日 7時
