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当日。
お昼少し前から営業部女子でうちに集まって、ご飯作り開始！
「こんにちは〜！お邪魔します！」
「お邪魔しまーす！」
ニコニコの二人を迎え入れて、早速部長の好きなご飯を作る。
本当のことを言うと、ナギサさんがこの家に来ること、少しドキドキしてた。
階は違っても、ここのマンションに住んでた人。
というか、部長とお付き合いをしてここで同棲をして……部長がプロポーズするはずだった人。
そして、去年の部長の誕生日、偶然エントランスで部長とナギサさんを見ちゃって、部長のお祝いを出来なかったことも思い出す。
それでもやはり、そんな事を考える私はまだまだ未熟。
「結城ちゃん、見て！私だいぶ出来るようになったと思わない？」
「わぁ、本当！結城料理教室、お役に立ててますね〜！」
「本当それ！ありがとうね。潤にもね、この間驚かれたの！」
うふふって幸せそうに笑うナギサさん。
そうだよね、ナギサさんは松本さんのことが大好きなんだもの。
「Aちゃん？どうしたの？」
「あれ、先輩タマネギで泣いちゃったんですか〜？」
心配顔をしたナギサさんとマキちゃんに見つめられる。
私もちゃんとしなきゃ！
「うんっ、ちょっと染みちゃった」
「この！A先輩を泣かせて！タマネギめ！」
「あはは！」
この二人と出逢えて良かった。
本当に、営業部は優しい人たちばかりだ。
ご飯がようやく出来上がった頃、部長が松本さんと二宮を連れて帰ってきた。
「おっ、本日の主役！」
「うるせーナギサ」
ちょっと恥ずかしそうに部長が襟足を掻く。
「スゲーいい匂いすんじゃん」
「潤、見て見てこれ私がメインで作ったのよ」
「マジ？うまそー。やれば出来んじゃんナギサさん」
「へへ」
……ナギサさんがめちゃくちゃ可愛い。
いや知ってるけど！そんなこと世界の常識だけど！
松本さんと居ると、こんなに可愛いだなんて！
「あっ二宮さーん！ちゃーんと、二宮さんが食べられるものも作りましたからね！」
「よく分かってらっしゃる。何作ったのよ」
「小さいですけど、ハンバーグ！」
「お子様ランチみたいな大きさじゃねぇか、おい」
二宮がマキちゃんのおでこにコツンと触れた。
……ここも、じんわりと甘い。
改めて二人って付き合ってんだなぁ。
不思議な気分。
「……おい、A」
「へ」
気付いたら、目の前に部長がいて、耳打ち。
「エプロン、Aが一番似合ってる。すげぇ可愛い」
……あれ、うちが一番甘いかも。
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やっち(プロフ) - こんにちは。読ませてもらいました。甘甘翔くん大好物です。大好き (2021年10月30日 16時) (
レス) @page49 id: cc7865b69e (このIDを非表示/違反報告)
cori(プロフ) - emさん» ありがとうございます。私もこんな職場憧れます…！夢が詰まってます笑 また少しずつ戻ってこようと思います。またよろしくお願いします！ (2020年9月15日 5時) (レス) id: d86fdce482 (このIDを非表示/違反報告)
cori(プロフ) - ミントモモさん» ありがとうございます。少しずつですが戻ってくる予定です！またよろしくお願いします！ (2020年9月15日 5時) (レス) id: d86fdce482 (このIDを非表示/違反報告)
cori(プロフ) - かのんさん» ありがとうございます。少しづつですが戻ってこようと思います！また、他の作品も読んでいただけると嬉しいです(^^) (2020年9月15日 5時) (レス) id: d86fdce482 (このIDを非表示/違反報告)
まよゆり(プロフ) - 懐かしい面々が出てきて、楽しかった。ニノのスーツの値段！あの数字だけが、探せなかったあの時…笑。お、おう、と押され気味に返事するニノ。マキちゃんらしいプロポーズ。可愛い2人。短編ゆっくり待ってるね。 (2020年8月31日 20時) (レス) id: cd6d41f823 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：cori
| 作成日時：2019年9月7日 18時
