救済に来た転生者は目立ちたくない【鬼滅の刃】【完結】

54「診察2」 ページ7

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……気のせいかもしれないけど、さっきからしのぶさんの手が動いていない気がする






背中の、肩甲骨の辺りで手が止まっている感覚がある









どうしたんだろう？






何か問題でもあったのかな…









「……あ、あのー………し……胡蝶様



どうかしましたか…？」













し「…君は………
















いえ……なんでもないです」






しのぶさんは何か言おうとしたけど、すんでのところで止めてしまった







えぇぇ…………







何言おうとしてたんだろう？



すっごい気になる………









しのぶさんが再び触診を始めたので、自分も聞くにも聞けず、触診が終わるまで口を閉じた









.









.









し「………はい！これで触診は終わりです！





お疲れ様でした〜」





「ありがとうございました」






触診が終わったので、隊服と羽織を羽織り、刀を差し直す







し「特に異常は無かったので、明日から任務に行けますよ


今日は念の為休んでくださいね」




蝶屋敷で休め、ってことかな







「分かりました、ありがとうございます」





し「いえいえ






…何か質問等ありますか？」









「うーん……………特には無いですかね」









明日から任務行けるのは分かったし




特に質問することは無いなぁ









し「……そうですか








では私から質問です」






「……え？」








えっ何何！？





しのぶさんからの質問って何？！！！







認知してもらうのは嬉しいけど！！






何を質問されるの？！！！
















し「………君のことを


















何と呼べばいいでしょうか？」



















…………はい？

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