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ペンライトを水色に光らせ安寿香ちゃんが出てくるのを待つ
『やっほー!五条安寿香でーす!今日はお誕生日ソロライブに来てくれてありがと〜!』
といいながセンターステージから出てきたキミ
『!』
僕を見つけて目を細めて嬉しそうに手を狐にするファンサは僕の確定ファンサ
ペポをモチーフにしたんやって
その僕だけのファンサに湧く同担
その湧く声が僕をどんどんと不愉快にさせていく
そんなのもつかの間3.4曲過ぎた頃
僕の異変に気づいた安寿香ちゃんは
『!(す・き!)』
指差しで口パクで好きと伝えてきたのだ
「あぁ、、ッもう!」
ほんま好きやわぁ、、、好き通り越して愛してるわ
『ありがとー!!!』
予想外のファンサの余韻に浸りながら僕は会場を出た
「はぁ〜っ!安寿香ちゃんすごく可愛かった!指差しで私の事好き!だってさぁ!」
聞きたくもない同担の偽優勝話
「(どうでもええわ。早く楽屋行こ)」
僕は早歩きで愛しのキミが待つ楽屋へ向かった
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作者名:あすか x他1人 | 作成日時:2019年11月27日 15時