マネヒョンと料理 ページ19
MNside
イルデに向けて日本に旅立つ前日
そんな日もやっぱりメンバー達はダンスやら撮影やらでスケジュールが埋まっていた。
そんな日はマネージャーの仕事も忙しい。
彼らが撮影に行く時は同行し、ダンスしている間はひたすら他の仕事をする。
日本デビューに向けて入念な準備をしたとはいえ、やはりメンバー達のことは心配だ。
初めてのことだらけだ、きっと不安定になっていることだろう。
ただ、今1番の気がかりはイヨンだ。
韓国で1人で大丈夫だろうか、万が一情報が漏れたらどうしようか、練習をサボってアイドルを応援に行かないだろうか。
いや、最後のは前科があるし俺がいないとなればめちゃくちゃしそうだけど。
まあ、相変わらずダンスも順調のようだし
そこは少しの間だ、法に触れない程度なら今は自由にやろうと思いつつ家の玄関を開けた。
…いよいよ、待望の日本デビューか。
…めでたい日の前祝いだ、今日くらい、贅沢してもいいよな？
そう思い、思い切って冷蔵庫の扉を開けた。
おお、久しぶり冷気よ
最近は作り置きを温めて食べるか、買ってきた弁当、更には食べないなんてこともあったのでこの冷気に触れるのがとても懐かしく感じた。
上から3段目がビールの段…ん？
丁度3段目に目をやると、普段そこには置かないはずの食器と謎のメモがあった。
不思議に思い、手に取って確認した
ーーー
マネヒョンへ
今までくそお世話になりましたぁぁ
これ、俺からの気持ちです(言うてこれ全部マネヒョンの冷蔵庫に入ってた材料で作ったんだけど)
P.S.そろそろペンミに行きたいです
イヨン
ーーー
ク…ｯ可愛いことすんじゃねえか…！
三言ぐらい余計だけど！
今までお世話になりましたってことはこの家出る時に作ったのか…？
そうだとしたら少し古いな。
…まあ冷蔵庫に保管してあったし温めれば大丈夫か
電子レンジで温めて、ラップをあけると食欲をそそる匂いが広まった。
見た目も悪くない
なんだ…アイツ料理上手いのかよ…
勝手な想像でてっきりダークマターでも作るのかと思ってた
杞憂だったな。
ちゃっかりビールを注ぎ、イヨンの手料理を肴にまた隈を増やすことにした。
MN「いただきます」
麦酒をゴクリ、と一口飲んだ後、イヨンの料理をスプーンいっぱいに掬って口に運んだ。
___それが全ての発端だった。
MN「…！？！！？」
イヨンの手料理は見た目はグ○くない。
ただ、期待を裏切らず、味が最高にグ○テスクだった。
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ななば(プロフ) - 小説の内容、書き方全てが私好みです。作者様，お忙しいと思いますが続きのほど，楽しみにしています。 (2021年2月16日 10時) (
レス) id: 123ad73358 (このIDを非表示/違反報告)
カナ(プロフ) - すごく面白いので、続きを作ってくださるとうれしいです!!!!お願いします！！！！！！ (2021年1月6日 17時) (レス) id: 7398bce3e2 (このIDを非表示/違反報告)
コトハ - 続きが気になる…！！ (2020年12月26日 14時) (レス) id: 03fa87109a (このIDを非表示/違反報告)
LaLa(プロフ) - この話めっちゃ面白いです！続きが気になります。更新まってます (2020年5月22日 8時) (レス) id: 753ee3afdd (このIDを非表示/違反報告)
かむたん - 続きが気になります…… (2020年1月10日 15時) (レス) id: d90aae6f87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れく猿 | 作成日時：2018年5月10日 23時
