検索窓
今日:7 hit、昨日:3 hit、合計:16,570 hit

53話 ページ10

Noside

そこから数日後Aは無事退院
荒川拓也が真選組に来ることもなかった


Aside

「Aさーん今日って退院の日ですよね」

『そうだけどカズここは病院だから静かにね』

「あ、はい」

そう言って慌てて口を抑える僕の部下…可愛いかよ←

『そう言えば僕が入院してる間何かあった?』

それと僕はこの前の夏祭りに行きそびれている
せっかく神楽と行く約束したのに
後で神楽には酢昆布あげなきゃね

「それが……」

『どうしたの?』

「夏祭りに将軍様が出ることになって」

『攘夷党が押し寄せてきたとか?』

「違います……えっと平賀源外がカラクリ軍団で襲ってきました
そしてそこには高杉晋助が居たらしいのです」

『……あの晋助がね』

「旦那が見たらしいっすよ」

『そうなんだ
きっとまた近いうちに派手なことをしてくる
それまでにはこの傷も治さないとね』

まぁ6割ぐらい治ったから僕は無事退院出来たのだけど
まだ頭には包帯巻いてるし
体のあちこちに包帯と湿布あるし

「そうっすね」

『カズはあの時怪我してない?』

「かすり傷だったのでもう治りましたよ」

『なら良かった』

「Aさんは頑張りすぎなんですよ」

『そんなことないよ
トシ達の方が頑張ってるよ』

「ありますAさんは強くてかっこいいんすよ」

『それは照れるな』

「あ、あと万事屋で宇宙旅行に行ったらしいっすよ」

『宝くじでも当たったの?』

酷いと言われれば酷いかもだが
万事屋のオーナーまぁ社長みたいな銀時はお金ができてもパチンコにすぐ行っちゃって
お金が無くなるんだよな

「なんかチャイナが町内会の福引きで引き当てたらしいんですよね」

『神楽強運の持ち主だね』

「いいなー宇宙旅行」

『僕達もいつか行きたいね』

「そうっすね」

『みんなで行ったら楽しいだろうな』

「でも船壊しちゃいそうですね」

『あながち間違ってないな
まぁ船は頑丈だから大丈夫だよ』

「総悟が土方さん斬ったりバズーカうったりしたらどうなるんでしょうね」

『それはなんか試したいけどダメだね』

「まぁあの人たちなら壊しかねない」

『だね
あ、そうだ僕ちょっと寄り道してくるよ』

「どこに行くんすか?」

『酢昆布買うためにコンビニだよ』

「先に帰ってますね
あ、あとマヨネーズ買ったら喜ぶんじゃないですか」

『ついでにあれば買ってくるよ』

よし神楽にはたくさん酢昆布買ってきてあげよう
そしたら神楽喜ぶかな?

54話→←52話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
23人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 坂田銀時 , 真選組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2018年7月24日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。