53話 ページ10
Noside
そこから数日後Aは無事退院
荒川拓也が真選組に来ることもなかった
Aside
「Aさーん今日って退院の日ですよね」
『そうだけどカズここは病院だから静かにね』
「あ、はい」
そう言って慌てて口を抑える僕の部下…可愛いかよ←
『そう言えば僕が入院してる間何かあった?』
それと僕はこの前の夏祭りに行きそびれている
せっかく神楽と行く約束したのに
後で神楽には酢昆布あげなきゃね
「それが……」
『どうしたの?』
「夏祭りに将軍様が出ることになって」
『攘夷党が押し寄せてきたとか?』
「違います……えっと平賀源外がカラクリ軍団で襲ってきました
そしてそこには高杉晋助が居たらしいのです」
『……あの晋助がね』
「旦那が見たらしいっすよ」
『そうなんだ
きっとまた近いうちに派手なことをしてくる
それまでにはこの傷も治さないとね』
まぁ6割ぐらい治ったから僕は無事退院出来たのだけど
まだ頭には包帯巻いてるし
体のあちこちに包帯と湿布あるし
「そうっすね」
『カズはあの時怪我してない?』
「かすり傷だったのでもう治りましたよ」
『なら良かった』
「Aさんは頑張りすぎなんですよ」
『そんなことないよ
トシ達の方が頑張ってるよ』
「ありますAさんは強くてかっこいいんすよ」
『それは照れるな』
「あ、あと万事屋で宇宙旅行に行ったらしいっすよ」
『宝くじでも当たったの?』
酷いと言われれば酷いかもだが
万事屋のオーナーまぁ社長みたいな銀時はお金ができてもパチンコにすぐ行っちゃって
お金が無くなるんだよな
「なんかチャイナが町内会の福引きで引き当てたらしいんですよね」
『神楽強運の持ち主だね』
「いいなー宇宙旅行」
『僕達もいつか行きたいね』
「そうっすね」
『みんなで行ったら楽しいだろうな』
「でも船壊しちゃいそうですね」
『あながち間違ってないな
まぁ船は頑丈だから大丈夫だよ』
「総悟が土方さん斬ったりバズーカうったりしたらどうなるんでしょうね」
『それはなんか試したいけどダメだね』
「まぁあの人たちなら壊しかねない」
『だね
あ、そうだ僕ちょっと寄り道してくるよ』
「どこに行くんすか?」
『酢昆布買うためにコンビニだよ』
「先に帰ってますね
あ、あとマヨネーズ買ったら喜ぶんじゃないですか」
『ついでにあれば買ってくるよ』
よし神楽にはたくさん酢昆布買ってきてあげよう
そしたら神楽喜ぶかな?
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作者名:唯 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時:2018年7月24日 17時