【銀魂】真選組総長は元攘夷志士Part2

番外編 ページ35

Aside

今日はなんの日でしょーか？

せーいかーいはー
僕の彼氏である坂田銀時の誕生日だよ！
おめでとう！

え、なんでこんなにテンション高いって
そりゃ彼氏の誕生日を祝うのだもの嬉しいに決まってるじゃない
それに誕生日プレゼントのネックレスもちゃんと買ったし
地味にお揃いにしちゃったし

それでは今からケーキを買って万事屋に向かいまーす
ちなみに今日は非番の日でーす

「あれ？Aさんこんな朝早くにどうしたんですか？」

と眠たげなカズが聞いてきた
今は7時だから朝早くないと思うけど
と言うかカズも一緒に連れてっちゃう？
いやダメだな
だってカズ今日仕事だし

『今日は銀時の誕生日でね
今からケーキ買いに行くんだ』

「そうなんですね
おやすみなさい」

とあまり聞いていなさそうなのだけれど
まぁいっか
とにかく行くぞー！

「え、旦那今日誕生日!?」

と後ろの方から聞こえてきたのは無視しておこう←

ケーキ何にしようかな
やっぱり王道のショートケーキ？
でもちょっとビターなチョコレートケーキでもいいよな
まぁみんなで分けて食べてもらいたいから大きいのを買うんだよね
それとも今日は奮発しちゃって両方いっちゃう？
それなら僕も沢山食べれるな

「あらAちゃん今日は何を買うの？」

とケーキ屋のおばさんが僕に問いかける
ここのケーキ屋さんは僕の行きつけなんだよね
非番の日はたまにここでケーキを買う
しかも、ここのケーキ美味しいんだよね

『これとこれください』

「あら今日は大きいのなのね
誰かの誕生日か何か？」

『大切な人の誕生日』

あながち間違ってないはず

「あらまぁ」

とニヤニヤしている
うんニヤニヤされると思ったよ

「それじゃぁ何か書くかい？」

『いやいいかな』

書いてもあんまり気にしなさそうだし

『あ、でもろうそくは7本ください』

「わかったよ」

ろうそく消すのはやっぱり誕生日の必須でしょ

「それじゃぁちょっとまっててね」

『はーい』


〜数分後〜

「Aちゃん出来たよ」

と受け取りに行こうとする

「おまけも付けといたからね」

と言われケーキを見てみると

【銀さん誕生日おめでとう】

と書いてあった

『え、あの、え？』

「彼氏って銀さんじゃなかったかしら？」

『え、いやそうなんだけど
なんでわかったの？』

「だって銀さんの話をしている時のAちゃん
いつも楽しそうなんだもん」

そんなにわかりやすいのか僕は!?
まぁいいとりあえず万事屋に行こう

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