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64話 ページ21

「近藤さんも土方さんも総悟もいないだけでこんなに静かなんですね
あ、あといつもミントンしてる山崎さんもいないし」

『特にうるさいのはトシと総悟だからね
そして近藤さんはすぐ妙ちゃんの所に行っちゃうし
それに山崎さん今張り込みしてたりしてね』

「そんなに姉御がいいんですかね?」

『まぁ何となく近藤さんが惚れた理由もわかる
それにあのゴリラとマヨラーとドSは真選組の問題児だよ』

「ほんとに子供みたいですもんね」

『バラガキと言ったところかな』

「いやーでもほんとに平和ですね」

『こんなに平和だとなにか起こりそうだなー』

「やめてくださいよそんなこと」

『そーだな
まぁ何も起こらないだろうけどね』

「こういう日はサボるに限りますね」

『いつもならダメって言うけど今日は仕方が無いよね
じゃぁ団子屋にでも行く?』

「いいですね
でも少し違うところにも行ってみませんか?」

『少し違うところ?』





「いらっしゃいませ
席にご案内致します」

「はいありがとございます」

『ここって』

「猫カフェですよ」

『ハッもしかして天国?』

「Aさん聞いてます?猫カフェですよ」

『この子達に触りたい撫でたい』

「猫好きなんですね良かったです
もう勝手に触っても大丈夫ですからね」

『僕ここで死んでもいい
むしろここで最後を迎えたい気分だよ』

「ちょっとAさん!?
縁起の悪いことは言わないでください!」

「ではご注文がお決まり次第こちらのボタンを押してお呼びください」

「分かりました」

『あ、僕コーヒーでいいよなかったらお茶で』

「コーヒーならありますよ
じゃぁ俺もコーヒーにしよっと
押しますよー」

『うん』


ピンポーン


「コーヒー2つで」

「かしこまりました」

『あーもう可愛い
この可愛さは最高だよ』

「Aさんそんなに猫好きなんですね」

『うん僕犬より猫だからね
それにこの可愛さは犯罪級だよ
もう可愛い』

「コーヒーです」

「『ありがとうございます』」

「ごゆっくりどうぞ」

そこからかれこれ2時間半ほど居座り閉店の時間となり帰らざる負えなかった2人
もちろんAは後にここの常連客となった

『いやー楽しかったー』

「満足そうで何よりです」

『コーヒーも美味しかったし』

「ですよね
でもあそこパンケーキとかも美味しいんですよ」

『そうなの?また今度来て食べなきゃ』

「俺もほかに食べたいやつがまだあるんすよね」

『じゃぁまた一緒に来ようね』

「はい!」

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2018年7月24日 17時

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