○第三十話 ページ33
10月31日 血のハロウィン
開幕
一虎に途中で出てきてよと言われた。
初っ端から出てくるのは勿体無いのだとか。
私はその意見に賛成した。
場地と顔を合わせる確率も減る。
それは私にとって、とても楽だった。
「りょーかい」
昨日染め上げた髪の毛を掻き上げる。
今、情は捨てろ。ただ邪魔になるだけだ。
たけみっちサイド
俺は今現代にいる。
気になったからだ。Aさんが現代にいないから。
どうやらAさんは死んでしまっているらしい。
亡くなったことで兄が暴走して、関東を仕切り始めたらしい。
その死ぬ原因が、、、
マイキー君による殺害。何故か一虎君にではなく、Aさんに向けられた殺意。
これを今日止めなければ一虎君、Aさんのお兄さんの暴走、場地君な堕ちてしまう。
改めて見るとカリスマ性がすごい。
これだけで多くの人を変えるのだ。
違う意味だけど。
「取り敢えず、救わないと！」
Aサイド
一足早くに廃車場に来た。
観客はたくさんいる。
そこには見覚えのある人物がいた。
「お兄ちゃん？」
くるりと振り返る兄たち。
相変わらずイケメンだった。
「A！」
先に蘭が抱きついてくる。
竜胆は目を見開いて驚いているものの、頭を撫でてくれる。
「お兄ちゃん達、元気だった？」
「ああ」
「もちろん！！」
それを聞いてほっとする。
そうだ。言わなければ行けないことがあった。
「誠に申し訳ございませんでした」
綺麗な土下座。気持ちをこめる。
私のためにネンショーに入った兄。
何をすればいいのかもわからないのだ。
「ん？」
「私を庇って入ったでしょ？ネンショーに
だから、、、」
そこであっと、思い出す兄達。
そんなの気にすんなってと笑ってくれた。
怒ってもいなかった。
やっぱ私、お兄ちゃんっ子だわ。
うん。
「じゃあ！私の活躍見ててね！」
そう言って奥へと入った。
待機しているとトーマンの千冬とたけみっちが来ていた。
因みに今日の服を説明しよう。
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花酔いのうらら(プロフ) - 孤白さん» 応援ありがとうございます！これからも更新がんばりますね！ (2021年8月31日 7時) (
レス) id: 78027cbf98 (このIDを非表示/違反報告)
花酔いのうらら(プロフ) - るいきょうさん» 続編いけるように直しました！！ご迷惑おかけしました、、、 新しい続編の登録もよろしくお願いしますね！ (2021年8月30日 20時) (レス) id: 78027cbf98 (このIDを非表示/違反報告)
孤白(プロフ) - 花酔いのうららさん» ありがとうございます!!これからも更新頑張ってください!!応援してます!!!! (2021年8月30日 20時) (レス) id: 6ad8b616d2 (このIDを非表示/違反報告)
花酔いのうらら(プロフ) - 孤白さん» 今直しました！！続きも楽しんでくださいね！！ ご迷惑をお掛けしました！ (2021年8月30日 20時) (レス) id: 78027cbf98 (このIDを非表示/違反報告)
孤白(プロフ) - 続編に行けません､､､何故だ!! (2021年8月30日 20時) (レス) id: 6ad8b616d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花酔いのうらら | 作成日時：2021年8月14日 20時
