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東条
部活終わり、何やら報告があるとのことでAさんに呼び止められた。
最近、御幸先輩の話は避けていたはずなのに…
「振られてきました」
「え？」
「御幸先輩に伝えたんだ、見事に振られたんだけど。だからもう諦めようかなって思って…」
頑張って笑ってるみたいだけど、見てるこっちからしたらその笑顔はとても痛々しくてーー
俺にもチャンスできたじゃんと思う反面、Aさんの顔を見ると辛くなった。
「本当にいいの？」
「うん…もう悲しい思いするの嫌になっちゃって」
そんな簡単に忘れられるはずなんてない。
あんなに目で追って、御幸先輩と少し話せただけであんなにも喜んでいたのに。
Aさんが好きで、君が御幸先輩を見るように、俺もずっと君を見てきたんだ。
そんなすぐ気持ちの整理なんてつけられないだろ
作り笑いなんてやめて素直になればいいのに。
俺を頼ってくれればいいのに。
「そっか…」
「うん、今までいっぱい話聞いてくれてありがとね。それと…これからも仲良くしてくれる？」
そんなことーー
こっちからお願いしてもらいたいぐらいだよ
「当たり前だよ。こちらこそよろしく」
そう言えば、嬉しそうにニコニコ笑ってくれて。
本当に可愛いなって思う。
俺もそろそろ勇気出していかなきゃな。
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HIKARU(プロフ) - 蝶乱さん» コメントありがとうございます＾＾ 頑張ります！！ (2020年3月5日 17時) (
レス) id: e2128e8a6d (このIDを非表示/違反報告)
蝶乱(プロフ) - はじめまして！全然読みにくくなんてありません！むしろ面白くてめちゃくちゃ更新を楽しみにしおります！第2目も頑張ってください (2020年3月5日 12時) (レス) id: f2a4c0900f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：HIKARU | 作成日時：2020年3月1日 13時
