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昔のあの子は３ ページ11
夕日side
(完全に遅刻だ！)
廊下を私は駆ける。
まさか、こんなにトイレ掃除と言うものがただ、頼まれたゴミ捨てで長くなるとは思ってもいなかった。
(金曜日にゴミ捨て行くのはやめよう)
なんせ、毎週金曜日は約束の日。
朝日のお見舞いに行く日。
私はただ、教室へ続く廊下を夢中で駆けていた。
だから、向かってくる二人組の男子生徒に気づかなかった。
ドンッ
二人組の内の顔が整った方の男子の肩にぶつかってしまった。
「！？」
「ご、ごめんなさい…」
私は頭を下げてその場から去った。
ただ、一瞬その生徒の顔を見て、どこか誰かの面影のあるような顔つきだった。
(あれ、確かどこかで…)
そんなことが頭によぎったが、今は急ぐことを優先した。
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春やよ(プロフ) - ながれさん» ありがとうございます！更新遅いですが、頑張ります！！ (2017年7月8日 22時) (
レス) id: 2de034be92 (このIDを非表示/違反報告)
ながれ - 台本書きじゃないって素晴らしい！面白いです。更新頑張ってください。 (2017年7月1日 14時) (レス) id: 0074eb723f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：春やよ | 作成日時：2016年7月14日 1時
