time 7 ページ8
慎)え?
A)その、私は!夏休み中も長谷川くんに…あ、会いたいとか思ってて……
勿論長谷川くんか嫌なら全然!大丈夫なんだけど!
夏休みの間も俺に会いたい?
…なんでそんなこと思うんだろ。
妙にあたふたしてるし。
慎)…俺に会う時間、友達と会う時間に回しなよ笑
俺と会ったって別に何か出来るわけじゃ…
A)そんなことないよ!
友達と出来ることもあるけど…
長谷川くんとでしか出来ないことだってある。
慎)……ふ〜ん、
あまりにも熱心な彼女に押され始めてる俺。
…いっか、困ることなんてそんなないでしょ。
慎)1週間に1、2回くらいならいいけど、
A)ほんと!?
慎)……うん
A)やったぁっ!!
慎)声でか。
…どーやって連絡取んの、今から全予定決めるわけ?
A)…えと、LINEも交換して頂きたい、です……
慎)……?
たじたじだな、さっきからずっと。
慎)……登録した。
A)私も!ありがとう!!
慎)うん
道のど真ん中で立ち止まって交換したLINE。
自分のトーク画面に異性が入るなんてな。
送られてきたほんわかしたスタンプ。
俺もスタンプで返した。
目の前でにこにこしてる彼女の顔を見ると。
…何故か俺まで顔が綻んだ。
202人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:れい | 作成日時:2020年5月20日 21時