転生者の姉は弟のために頑張る4

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新たなペアで活動しだして少し慣れてきた頃、なんだかんだ言いながらどのペアも良い感じに活躍しているから流石だなぁと感心してしまう

私に関しては色んなペアと行動しながら、事件解決に貢献しつつ公安案件に首を突っ込んでいる。
一人で行動することが増えたからか、呼び出しが増えたんだけど口出しされないってことはそういうことだよねぇ…


というか、あと一日でヒロの事件が起こるであろう日が来るわけですが…

あの同期組が揃った研二くんの病室での一件以来、ヒロとは連絡が全く取れてないんだよね…
元々風見さんとの連絡がメインだし、ゼロはたまに連絡取ってたけど訓練のためっていう話なわけだし


それに、時間もハッキリと分かってるわけじゃないからなぁ…
７日の０〜６時、季節を考えて１８〜２４時が有力な時間帯なわけだけど、呼び出しが全く知らない所で行われてしまえば私に出来ることは何も無い…

出来ることならしたくはなかったんだけど…手段は選んでられないもんね？？


てれれってれー！ハッキング〜！

いやぁ、こういう時に機械に強くて良かったなって思うよね！
ん〜とぉ？あ、出来た。私こっち系でも仕事やって行けるんじゃ…？ホワイトハッカーとかいうのもある？らしいし、いざとなったら転職しようかしら

と、今後のことはまた後で考えるとして、必要な情報が見られる状態にしてっと…
よし、これで呼び出しがあった場合は直ぐに向かえる









萩｢悩んでると思ったら今度はニコニコになったけど、何してるの？｣


｢ちょっとした問題が解決してね。それより私を観察してないで仕事しなさい｣


萩｢今日の俺の業務は終わりました〜あとは片付けて帰るだけ｣


｢そう。なら良いんだけど｣


萩｢ね、Aも明日は非番だったよね？｣

｢萩原もね。それがどうかしたの｣

萩｢Aの料理が食べたいな〜と思って！ダメ…？｣


｢最近頑張ってるしご褒美にいーよ。Aさんが希望の品を作って上げる｣

萩｢やった！んじゃ、ぱぱっと後片付けして帰りますか｣


｢陣平は、夜勤か…｣

松｢おう。てことで今日はハギと二人だな、気を付けろよ｣

｢分かってるって。んじゃ、頑張ってね｣








職場でしてるってことをすっかり忘れてしまい、思いっきり表情に出ていたらしく研二くんに声をかけられてしまった…

適当に誤魔化して話していれば、私の手料理が食べたいと
最近の頑張りの労いも兼ねて了承したけど、今日は陣平が来れない事忘れてた…

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