Strawflower (ページ46)

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JS side

Aがマネヒョンに呼び出されいた

なんだろうと思いついて行くと、髪を切って欲しいと言われていた

Aはお風呂から上がって直ぐに髪をケアしているイメージであったし、シャンプーもこだわりのものを使っていた

無理強いをしてお風呂上がりのAの髪の毛を乾かすこともあるぐらい僕はAのサラサラの髪の毛が大好きだった

Aの髪の毛からいつも柔らかい匂いがして妹なのに何故か安心する

髪を切る事はもちろん断るだろうと思っていたけれど、Aはひとつ返事で切ると言った

｢ちょっと…！｣

急に出てきた僕に2人はびっくりしたような顔をする

｢ヒョン、なんでAが髪を切らなきゃいけないの？

ヒョンだってAが髪の毛大事にしてること知ってるよね？｣

｢俺も反対したんだ

だけど、社長がハユンやジョンハンと見た目が被るって｣

｢でも…｣

『オッパ、いいよ私は全然！

正直長すぎてケアとか大変だったんだ〜

切って楽できるならラッキーだよ』

そう言っていたAにヒョンは納得した顔をしていたけれど、僕納得することは出来なかった

あんなに大切にしてたのに

｢ねえ、A…｣

『オッパ、あのね、私、SEVENTEENに全てをかけてるの

SEVENTEENでデビューできるなら髪の毛ぐらい切れちゃうよ』

耳たぶを触りながらそう言ったAは本当に気にしてなさそうな表情であった

でも、声はいつもよりは震えてて

SEVENTEENがこの子のことを縛っちゃってたのかもしれない