【ブルロ】 お姉さんは構って欲しい 【糸師凛】

なな ページ7

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「ふふ」

「なになに、朝から気持ち悪い」

「ひどい！」



携帯画面を見ながら頬を緩めていたら友梨から言われた一言にショックを受ける。


そんなに分かりやすくしてたかなぁと反省しつつ携帯を閉じてデスクとご対面。
ああ、なんかメール沢山来てるなぁなんて他人事のように思いながら仕事を始める。


「弟くんと何かあった？」

「連絡先交換した」

「え、まだだったの？」

「全然まだまだだよ〜」

「ふぅん」


カタカタ、パソコンに打ち込みながら友梨との会話もする。周りにはバレないように。

さっき見てたのは凛ちゃんからの昨夜の連絡。


あの凛ちゃんがわざわざ3件も連絡くれるなんて、と感動していたのだ。


ああ、早く会いたい。

この仕事が早く終わればいいのに。





『ねぇ、今日何時からやるー？』




終わったら、綿菓子さんとゲームをしつつ凛ちゃんと連絡取り合ってって出来るのに。


今度、綿菓子さんとオフ会してみたいな。誘おうかな。



等と考えながら、私は今日も仕事を片付けるのでした。



( 凛ちゃんの返信どうしよう )

( 構ってって言えば？ )

( それはダメ！ )

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