act.１３ ページ14
Aside
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3-Aのやつが言ってたぞ？
と答えるレオくん。
(…そっか…泉、帰っちゃったんだ)
泉が心配なんてするわけないよね、と胸が少しだけ痛む。
けれど、不安はレオくんが言った言葉で一瞬にして拭い去られた。
レオ「あ〜でも、相当Aのこと心配してたみたいだぞ？あのセナがケイトに噛みついたとか！」
凛月「それなら俺も聞いた〜、セッちゃんがいつもと違う〜ってみんな心配してたんだって」
A『そ、そうなんだ…』
A『あ、そうだ！学校の状況ってどんな感じ？？』
少し気恥ずかしくなって、誤魔化すように話を反らす。
凛月くんにはバレていたのか、少しの間にやにやされたけれど、その後も久しぶりにゆっくりと話すことが出来たのだった。
凛月「それじゃ、そろそろ帰るよ〜…王さま！」
レオ「うん……早く学院に来いよ〜A☆バイバイ！」
A『もちろん！じゃあね、凛月くん、レオくん♪』
窓の外は、暗くなり始めている。
名残惜しそうにするレオくんを、凛月くんが引っ張っていく。
けれど、2人とも最後まで手を振ってくれた。
A『さて、と。いつまでも休んでたら鈍っちゃうし！次のレッスン内容でも考えてみようかな〜？』
すっかり元気になった私は、ぐ〜っと伸びをしてレッスン用のノートを開いた。
その時、またｶﾞﾗｶﾞﾗｯと扉が開いた。
薫「やっほ〜♪Aちゃん、来ちゃった♪」
零「薫くん…我輩を置いて行かないでおくれ…」
A『薫くん！零くん！2人とも来てくれたんだ〜！』
レオくんたちに続いて来てくれた2人を見て、また頬が緩む。
薫「あったり前でしょ！Aちゃんのためにちゃんとレッスンも終わらせて来たんだから♪」
そう言って、えへへ♪と笑う薫くん。
A『薫くんってば、こういう時だけ調子いいんだから！私が学院に居るときも同じように毎回参加してよね？』
零くん、困ってるんだから、と付け加えると、むぅ…と頬を膨らませる薫くん。
薫「も〜、Aちゃん、ちょっとくらいは優しくなってると思ったのに？」
A『ふん、残念でした！』
零「薫くん、Aに言い負かされておるのう♪」
薫「朔間さんまで！」
その和やかな空気に、私たちの間に笑みが溢れる。
ﾋﾟﾘﾘﾘﾘ
その時、薫くんの携帯が鳴った。
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M!LK(プロフ) - あおいさん» コメありがとうございます！確かにそれぞれのENDも見たいですね、、、！凛月や王さま、零や泉、それぞれキュンキュンできるように頑張りますね！引き続き楽しみに待っていてください！ (2020年3月12日 16時) (
レス) id: 1b4521cc4b (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - う〜ん！いろんなENDが見たくなっちゃいます！！！！凛月も王さまも泉さんも零も見たいです！！最新楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2020年3月12日 2時) (レス) id: 456648e3b3 (このIDを非表示/違反報告)
M!LK(プロフ) - さまこ人間失格さん» さまこさんありがとうございます〜！楽しみが半減しちゃうかもしれないので言えませんが、、、楽しみにしててください！もっと早く更新できるように頑張ります！ (2020年3月11日 21時) (レス) id: 3afeea2cde (このIDを非表示/違反報告)
さまこ人間失格(プロフ) - すごく面白いです！個人的に瀬名先輩と夢主がよりを戻すのを期待しています！更新待っています！頑張ってください！ (2020年3月10日 23時) (レス) id: 97a76333d2 (このIDを非表示/違反報告)
M!LK(プロフ) - はやみんさん» はやみんさん、コメントありがとうございます！頑張ります〜♪ちなみに使わせて頂いた言葉はミゲル・デ・セルバンテス という方のものです！ (2020年2月27日 21時) (レス) id: 3afeea2cde (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：M!LK x他1人 | 作成日時：2020年1月19日 13時
