六奇人目の秘密～2～ (ページ12)

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Episode 51 ページ12

お風呂でさらに一波乱あって現在時刻は11時をまわってる。
今日は早かったね、兄さんたちが引きずり込まれるの。

『なんで僕の周りって変な奴しかいないの？主に三奇人』

夏目「それはAが変だからだヨ。類は友を呼ぶっていうでショ」

だからか～。
諦めるしかないのか。
あとは寝るだけ。
寝るだけなんだけど...。

夜行性のやつが多すぎる。
零にい吸血鬼だし、渉にいは絶対にみんなが寝てから寝るし、奏汰にいは水浴びにいこうとするし...。
夏目にいとか宗にいは徹夜すること多いから起きてるし、僕もなんだけどね。

『零にい、さっさと布団入って！渉にいも鳩出さない！』

奏汰にいは水浴びにいこうとするのを夏目にいが止めてる。
宗にいはあきれてるね。

渉「寝れないのなら寝なければいいじゃないですか☆共に夜を駆けた仲でしょう！」

あー、そんなこともあったか。
邪魔されることなく夜の校舎で全力鬼ごっこ。

怖かったなぁ。
リアル鬼ごっこしてる気分になったよね。

零「そうじゃ！久しぶりに鬼ごっこしよう」

えっ？
僕ん家で？

夏目「普通の鬼ごっこじゃつまらないシ、隠れ鬼にしよウ」

『夏目にい！？なんでそんなノリノリなの？』

三奇人と夏目にいはやる気みたいだ。
残る希望は宗にいだが。

宗「僕はやらないのだよ。君たちとするとﾀﾋにかねん」

よく言ってくれた。
マジで、宗にいが常識人でよかった。

奏汰「なにいってるんですか～、きょうせいですよ～」

これはﾀﾋんだ。