第８５振 鬼ごっこ←流石に捕まらないか ページ41
Aside
ーー捕まらない。皆機動力が凄すぎて。太刀や大太刀相手なら、まだ踏ん張れるかもしれないけど。…長谷部さんが来てくれた!!はわわっ、膝からガクッといっちゃった!?
A「…あれ??痛くない…??」
「大丈夫ですか??荷葉さん」
孤独さん、イケメンね。…わかりきった事だね。
A「貴方、部屋から出て大丈夫??」
「はいっ。荷葉さんと、皆の声を聞いたら出てきてしまいました。…明日には、本丸に帰ります」
A「ーーそう。決心が付いたのなら、良かったわ。火蓮さんには、私から言っておいてあるから。そうだ!!貴方も鬼ごっこに交ざらない??私１人じゃ、短刀ちゃんたちを捕まえられないの。長谷部さん、貴方も鬼で良いかしら??」
２人は頷いてくれた。けど、長谷部さんにこうも言われた。
長谷部「荷葉様は、少し無理をしすぎです。孤独さん、俺と２人で追い掛けましょう」
「うん、頑張るよ」
２人に少しの間任せ、縁側を見ると三日月さんが鶴さんと一緒にお茶をしていた。鶯丸さんは…出陣中か。
鶴丸「荷葉、もう双子神の相手は良かったのか??」
三日月「どれ、お主にも茶を淹れてやろう」
A「ありがとう、三日月さん。…うん、２人は用意した部屋に居るだろうから。話も終わったし。短刀の皆には、お菓子のお礼も込めて、遊んでるの。…後で、お菓子も作るんだけどね??」
内緒よ??そう伝えると、笑顔で頷いてくれた。
鶴丸「俺たちにもくれるのか??」
A「勿論よ。三日月さんにもね??」
三日月「うむ、楽しみにしている」
３人で話して居ると、皆に呼ばれた。
A「じゃあ、戻るわね。孤独さんを代りに休ませるから。お茶を淹れてあげて??」
三日月「あいわかった」
輪に戻り、孤独さんを休ませる。
A「孤独さん。後で、お話があるから。審神者部屋に来てくれる??」
「わかりました」
私と乱ちゃん、薬研くんと厚くんで鬼。残りの皆が逃げていく。
A「博多くんとか早いから、捕まえにくいね。味方なら心強いけど、逃げる側だからね…」
薬研「そうだな。…俺っちたちも追い掛けるか。捕まえられるだけ、捕まえる」
乱「厚、追い掛けよう!!」
厚「おう!!」
元気だな…。私にもその元気をわけておくれ。
A「五虎退くん、大丈夫??」
転けてしまい、膝を擦りむいた五虎退くん。涙目ながらも大丈夫と言っている。ヒーリングを掛けながら、怪我の様子を見る。…うん、これならすぐ治るかな。
第８６振 大事な話←双子神にするの忘れた…後でしておかなきゃ→←第８４振 手作りお菓子←勿体ないけど食べちゃおう♪
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作者名：葦原 さくら | 作成日時：2018年4月13日 9時
