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黄「ふ、なに?もしかして喜んでるん?もちろん照史はこれからされること分かってるよなぁ。それでも逃げんてことは…」
ぺろり、と舌なめずりをして。
黄「照史ってほんまに変態やな?」
そう、冷めた目で口角を上げて言うてくる。
いつもは甘々な俺の彼氏の淳太くん。
もちろん甘々で彼氏感すごい淳太くんも、意外と寂しがり屋で甘えん坊な淳太くんももちろん好き。
でもな、俺もうすっかりこっちの淳太くんの虜になっちゃってんねん。
初めはそりゃ怖かったで?
だってこんなに怒る淳太くん初めて見たし。
しかもめちゃくちゃ激しく抱かれるから。
ほんまに、怖かった。もう淳太くんには頭上がらんくらい。
でもな、いつの間にかそんな淳太くんさえ好きになっちゃっててん。
俺が怒られたくてわざとあんなことしてるって、いつになったら気付いてくれるんやろう。
なぁ淳太くん、もっと激しくしても、俺の事殴っても、もっと酷い言葉使ったってええねんで?
俺の事縛って淳太くんの家に監 禁してもええし、なんなら首絞めたりナイフで刺したりして殺されたって構わん。
なぁ淳太くん。早く俺の事ぐちゃぐちゃにして。
Fin.
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作者名:葡萄 | 作成日時:2023年2月5日 12時