二 ページ16
「帰蝶様っ…！！」
そう言って、半兵衛が信長からどうにか逃げ出して俺の背後に隠れた。
『…あ、半兵衛つーか…信長、お前浮気しやがったな。』
「俺の半兵衛言う阿呆に浮気を言われる筋合いはない。」
あー、涙目がちょっとそそられたから言っちゃってたかもしれない。(ドS)
うっわ、なにこいつマジで。土下座モンだろ。
『俺、美濃に戻る。半兵衛、一緒に尾張滅ぼすぞ。絶対戻ってこないから。』
「済まぬ。許せ。」
折れたよ、信長。俺はそれを見流し、半兵衛に目を向けた。袴はだけてんだけど、ねぇ、目のやり場に困るよ。つか、アイツ溜まり過ぎだろ。
『…大丈夫か、半兵衛。』
「大丈夫です、…たまにあるので。」
…え？マジで？たまにあっちゃうの！？
なに、もしかして俺みたいなのって受け体質なの…？？
「そんなことより、帰蝶様こそ大丈夫なんですか？」
信行殿が、抑え気味にそっと俺に言った。
「A様、涙が…。」
『え…？』
俺は何故か信長の方を見た。信長は目を見開いて俺を見ていた。
「A…。」
俺は名前を呼ばれてハッとし、その場を去って行った。今更だが…なんで、俺が自分の部屋でていかなきゃいけねーんだろ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
『はぁ…。』
俺そんなに悲しかった…？
俺は馬小屋に隠れた。
「A。」
『えっ、なんでいつ入ってきた…？信長。』
「さあな。」
…気づくと、抱き締められていた。なにコイツイケメンかよ。
『…離せ、変態。』
「済まん。目が覚めた。」
『……阿呆。俺を信長に捨てられたマヌケな男にするな。』
信長の首に顔埋め、ギリっと噛んだ。
『信長は俺のモノ。俺も信長のモノ。』
「強欲なヤツだ。」
『うるせぇ、俺なりのあいじょーひょうげんだよ。たまにしかねぇぞ、コラ。』
そう言うと、信長はふ、と鼻で笑って、俺も笑った。まぁ、これで一件落着か。
絶対俺は忘れねぇけどな。
俺、根に持つタイプだから。だって、それだけ信長が好きだから。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
ゆまち。様リクエスト
「信長様が夢主くんに似てる人を襲って怒られる」でした。
ありがとうございました！
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らのみぃ*@元むいちゃこ - はい！全裸で待ってます！(((やめろ (2020年11月15日 22時) (
レス) id: bccfaf932b (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣(プロフ) - むいちゃこさん» 返答遅れて申し訳ありません！！リクエスト了解致しました！時間かけるとは思いますが、気ままに待っていただけたら嬉しいです。 (2020年11月15日 1時) (レス) id: fe109e5f3f (このIDを非表示/違反報告)
らのみぃ*@元むいちゃこ - 肉の塊で吹きましたwww名前変えました！←どうでも良すぎて草 作者様にちょっとでも話しかけたかったなんて言えない、、、、。 (2020年10月15日 22時) (レス) id: eb7dbd103e (このIDを非表示/違反報告)
むいちゃこ - リクエストでーす！夢主くんの構ってちゃんと夢主くんのなんというか一日もうただひたすら信長に愛される的なのが見たいです！ (2020年10月9日 23時) (レス) id: eb7dbd103e (このIDを非表示/違反報告)
大手裏剣@変態(プロフ) - 猫好きさん» ありがとうございます笑 (2019年2月16日 11時) (レス) id: c160c5901c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大手裏剣
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/oh19years/
作成日時：2018年7月29日 10時
