三七 ページ37
「てめ、やめっひゃっ…」
「…」
コイツ、真顔やめろや。
「やっ、あっひっ…」
こんな声出したくねぇのに…
「おい、A…卑猥だ」
すると、やっと手を離した。
「…俺は今何をしていた。」賢者モード
「ふっざけんな!!お前が
俺は顔を熱くさせて、怒鳴った。
お色気タイムかなんかだと思ったか馬鹿野郎。クソタイムだ。(直訳:う○こ時間)
信長とナニかをすると思ったか?するかボケ。あれ、ちょナニじゃなくて、ナニってちょ何…あ直った。
「…
そう言うと、俺に口吸いをした。
「……んんん!!???」
俺はすぐにガッチリ歯を食い縛ったが、着物の中に手が入ってきて力が抜け、信長の舌は俺の口内を荒らした。
「は、っん…ゃ、ふん…んっ…。」
「…ふ、…ん。」
背中に手が回ってきて、背筋をツーっと爪で撫でていた。身体には力が入らなくて、おかしな感覚になる。
「…はぁ…っん…ふっ、んん…」
俺は顔を引いても、何度も角度を変えて重ねられる唇。若干、心臓の脈拍の音がうるさいのに気づいた。少しすると、離れたが離したとき俺はそこまで抵抗をしていなかった。ていうより、惜しいと思っていた気がする。
「なんだ、その顔。」
「さっき、心臓が可笑しかった…発作っていうより、ドキド……なんでもない!!!」
「は」
俺は気づいてない!!何も知らない!!
俺は、すぐ布団の中に潜って毛布にくるまった。
お、俺は…あんな絶対王政野郎に…
ドキドキなんてさせられてない…!!!
絶対ないッッッ!!!
「…A」
「うわあぁぁぁぁぁ!!!!!!」
いつ間にか信長に布団の中を覗かれていた。
「うるさいわ、阿呆!」
そう言われ、毛布の上から若干蹴られた。
「いてぇなこの野郎。…で、…でてけよ」
すると、信長は鼻で笑うと部屋を出ていった。
「……なんだよ…これ…。友達の母さんだと思ってた人をお母さんですか?て聞いたら、友達にお父さんとか言われて死ぬかと思ったほどドキドキしてるんだけど。ねぇ、教えてあのときの名前忘れたけど友達だった者よ。たけしくん?わたなべくん?」
「ふっふっふ、腐腐腐っ。私が教えてあげま…」
「結構だ。つか、いつからいた荒川」
「それはズバリ…最初からいました」
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愛之助(プロフ) - 安奈さん» その件は存じております、「乱」と記されていたこともあったので初期は乱丸としていますご了承ください。指摘が多かったので、後編の方では蘭丸に変更しました。ご心配ありがとうございます。 (2月21日 19時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - 森蘭丸のらんは花の蘭だったはずです。ご確認下さい。 (2月21日 19時) (レス) @page17 id: dd0f887606 (このIDを非表示/違反報告)
萩野千紗@別垢(プロフ) - うふふ…腐腐腐…尊い…腐腐腐腐腐… (2月10日 21時) (レス) @page37 id: 3c14d32f91 (このIDを非表示/違反報告)
サラミザラ(プロフ) - あっ文の構成とか何までクソ好きです……オリジナル作品でこんなに良い作品初めて出会いました有難うございます(土下座) (1月21日 17時) (レス) id: 006bd7f18c (このIDを非表示/違反報告)
愛之助(プロフ) - 容音さん» 自分のプロフ見てみたら、通知出来ていないですかね…?説明が下手で申し訳ないです! (2021年5月17日 0時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:大手裏剣 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/10edaabbfe1/
作成日時:2018年6月26日 14時