四 ページ4
俺は、気付くと暗闇の中にいた。
でも、温もりだけを感じた。
俺死んだんだったな。でもなんかあったかいんだ？死んだら何も感じないもんだろ。
はあー、どうせなら彼女作りたかったし、結婚もしたかった。最早三十路…だぞ。わかっててもわかりたくねぇわ馬鹿野郎。
「…もしかして、俺って天国も地獄にも行けないかんじ？」
…………やばくね、
「おーい！誰か、居ねーのー？」
[あの世との狭間へようこそ。登坂A]
すぐに背後から答えられ、俺は思わず変な声を漏らした。
「ひょおっ！？」
やべ、なに今の声気持ち悪いな。振り返ってみると、居たのは女の人。すっげー怪訝な目で見てくる。
「そんな目で見るな。確かに俺の声はキモかった」
[人違いでした。すみません]
スタスタと歩いていく女性。
まって、まって、そんなに引いたのか？今ので？
「いやいや人違いじゃない俺が登坂Aだ。えっと…アンタは…？」
俺が名乗ると、その女性が少しこちらの様子をみて、居住まいを正しくし、向き直った。
[蝶と申します]
[実は…貴方、まだ生きられます。でも、大きな代償がつく]
俺が…まだ生きられる？でも、
「代償って…？」
[生き変える代わりに心臓が弱くなります]
心臓か。ま、病気ってわけじゃあないんだな。
「生きられるなら、それでいい」
[わかりました。では、どうか上総介様をよろしくお願いします]
上総介様…？え、信長？
「え、ちょ上総介様ってどういう…ッ！！」
目の前が眩し過ぎて目が開けられなかった。
俺は、とてつもなく眩い光に包まれた。
そしてやっと、開くと目に飛び込んできたのは
「随分デカイ目をしとるのぅ…」
黄色い瞳の瞳孔開き過ぎ、目力ヤバすぎ、つかお前も目デカすぎ。え、怖っ。
「おぎゃああ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿！！？？？」
あれ、俺…今おぎゃって…え…？
もしかして、俺…前の世界で生きられるじゃなくて、生まれ変わって生きられるってこと！？？
「ハハッ！！！よく通った声じゃ。斎藤家も安泰じゃあ！！皆、宴の準備をせいっ」
「うぎゃああ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿！？？」
嘘だろぉぉぉ！！？？？
＿＿＿＿＿＿＿○o○o○o○o○＿＿＿＿＿＿＿＿
大手裏剣です。
大雨大変でしたね。土砂崩れやら川の氾濫やら…自然の力は恐ろしい。
皆さんどうか無事でありますように。
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愛之助(プロフ) - 安奈さん» その件は存じております、「乱」と記されていたこともあったので初期は乱丸としていますご了承ください。指摘が多かったので、後編の方では蘭丸に変更しました。ご心配ありがとうございます。 (2月21日 19時) (
レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
安奈(プロフ) - 森蘭丸のらんは花の蘭だったはずです。ご確認下さい。 (2月21日 19時) (レス) @page17 id: dd0f887606 (このIDを非表示/違反報告)
萩野千紗＠別垢(プロフ) - うふふ…腐腐腐…尊い…腐腐腐腐腐… (2月10日 21時) (レス) @page37 id: 3c14d32f91 (このIDを非表示/違反報告)
サラミザラ(プロフ) - あっ文の構成とか何までクソ好きです……オリジナル作品でこんなに良い作品初めて出会いました有難うございます(土下座) (1月21日 17時) (レス) id: 006bd7f18c (このIDを非表示/違反報告)
愛之助(プロフ) - 容音さん» 自分のプロフ見てみたら、通知出来ていないですかね…？説明が下手で申し訳ないです！ (2021年5月17日 0時) (レス) id: 71bd857e36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：大手裏剣
x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/10edaabbfe1/
作成日時：2018年6月26日 14時
