ツンとデレの幼馴染 ~Yuto.n~ (ページ4)

今日:2 hit、昨日:14 hit、合計:60,563 hit

story 4 ページ4

·

「準備して。帰るよ」

やっと終わったーって思って

背伸びしてたところに現れた雄登

今日は部活が休みの日だから下校も一緒

『ちょっと待ってー！』

早くしないとおいてかれちゃう！

いつもの道を隣に並んで帰る

普段は冷たいくせにこういう時は

私の歩幅に合わせて隣で歩いてくれてる

遅刻しそうなときはおいてかれそうになるけど笑

私と登下校してていいのかな？っていっつも思う

『ねぇ、雄登？』

「ん、なに」

『なんでいつも一緒に登下校してくれるの？』

「はぁー。」

呆れたかのようにため息をつかれた

「お前は危なっかしいの。

それに母さんからにも言われてるし」

『ふーん！』

まぁ、別にどっちでもいいんだけどね笑

家に着いたときお互いの門の前で別れる

ふつうは道とかなんだろうけど

幼馴染しかできないことだよね

『ばいばーい』

「ん」

雄登はいつも「ん」っていって手を振るだけ

家に入ると1人っきり。

「ただいま」といっても返してくれる人はいない

まぁー慣れたけどね笑

” ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ ”

·