ツンとデレの幼馴染 ~Yuto.n~ (ページ19)

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『ゆ、ゆうと？？』

抱きしめられて頭が混乱してる

それにさっきなんか言われた気がするけど
聞こえなかった。

『ねぇ、どーしたの？』

そう聞いた途端いきなり離れて

「放課後、付き合って」

『う、うん』

真顔でいうもんだから動揺が隠しきれないって。

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その後、雄登は職員室に用があるらしく

私は1人で教室に帰った。

「あ！A～！どこ行ってたのー？」

『ごめーん！ｯ!!!!!!』

目の前の光景をみて驚いた

陽菜が先にご飯食べてるのはいいんだけど、

隣！！いつも私がいる場所に！

どーして佐藤くんがいるのよ！

不思議がってるのに気づいたのか

「Aが遅いから龍我くんと食べてた！」

なーんて言ってきた

いつから"龍我"くん呼びになったのさ！

「那須もいないからさー、陽菜も1人だったから
一緒に食べようって思ってさ笑」

雄登から話は聞いてたけど…

この人めっちゃかわいい。

「あ、那須きた～！」

そう言って雄登に駆け寄ってった

よし。佐藤くんも行ったことだし
会議を開こうじゃないか

『ねぇ、何であんな仲良くなってんの！？』

「えーなにがー？」

なにがじゃないよ！！

『陽菜、龍我くん呼びじゃなかったじゃん』

「実はさ……//

龍我くん1人だったからチャンスって思って
一緒に食べない？って誘ったの//」

照れながら言うこの子天使か←

「それで佐藤くん呼びしてたら、龍我でいいよって
言われて、結果的に龍我くんになりました//」

意外と陽菜が積極的なんだと知った今日この頃。

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