ツンとデレの幼馴染 ~Yuto.n~ (ページ18)

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飛貴と思われる人は車に乗り込んで

そのまま行ってしまった。

真近で見たわけじゃないからわからないし

雰囲気もちょっと違う気がしたけど

でも…

ものすごく顔が似てた。

後から来た人に追い越されても

私はずっと立ち止まったままだった。

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「Aー大丈夫？さっきからボーッとしてるけど」

『ん？あー、大丈夫だよ。』

さっき見た人のことが忘れられない。

自分でも飛貴じゃないとわかってるのに
もしかしたら？って思ってんのかなー。

体育が終わり、教室戻るときに

雄登のうしろ姿がみえた

もしかしたら飛貴のことなにか
知ってるかもしれない。

『雄登！！』

そう呼ぶと驚いた様子でこっちをみてくる

そりゃあそーだよね笑

普段学校だと話さないんだから笑

「なに？」

『ちょっとこっちきて！』

そういって、人通りの少ない倉庫裏に連れていった

今は昼休みだけど、ここは人気がないから
誰もいない

「こんなとこ呼び出してなに？」

『あ、あのさ……。

さっき持久走で走ってたとき、コンビニから

飛貴らしき人がでてきたの。』

「…見間違えじゃないの？」

そっと顔をあげると雄登は悲しげな表情をしてた

『雰囲気は違う気がしたけど、、

でも…でも…顔がものすごく似てt！！』

びっくりして最後まで言えなかった。

言葉がひっこんじゃった。

((ﾎﾞｿｯ

「俺にしとけよ……。」

雄登が力強く抱きしめてきたから

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