７５話 ページ27
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ロボロさんの方が少しだけ身長が高いのだが
つま先立ちしないと届かない！と奮闘していた
私も必死に手を伸ばして布を遠ざける
「(好きな子に意地悪したいのわかるわ…)」
小学生の時とか好きな子に
意地悪して怒らせてる奴おったけど
今ならその子らの気持ちめっちゃ理解できるわ
意地悪したくなるくらい可愛いんだよね！！！
「ほんま可愛ええわ…」
ロ「何がやねん！はよ返せ！！」
これ以上は本気で怒られそうなので
仕方なく手を下ろしてロボロさんに布を返した
ロ「も〜、次やったら許さんからな」
も〜って、何その怒り方かわいい！
頬っぺ膨らませて怒ってるのもかわいい！！
「かわええ〜」
ロ「可愛くないわ！」
いやいや、何を言ってんすか
ロボロさんは超かわいいっすよ、天使っすよ
ロ「それに俺なんかよりAのほうが」
言いかけてロボロさんは慌てて口を噤んだ
「え？私のほうが？私のほうが何ですか？」
ロ「や、やかましわ！！何もない！！」
ニヤニヤしながら聞くと
ぶんぶん手を振って誤魔化されてしまう
ロ「は、はよ座れ！！」
「はーい」
朝から天使と絡んでしまった、最高です
私も席に座って女の子と一緒にご飯を食べる
「おいしい、お姉ちゃんこれおいしいね」
「ねー！美味しいよね！」
Ｗ国のご飯はめっちゃ美味しい
ほんまＤ国のとは比べ物にならんわ
幹部の皆さんと喋りながらご飯を食べて
食器を片付けたあと少女と一緒に総統室に向かう
扉をノックして返事が聞こえてから中に入った
グ「座りなさい」
「はい」
グルッペンさんの向かい側のソファーに座る
グ「まず君の名前を教えてくれないか」
少女に質問するが何も答えず黙ったままだ
「お名前言える？」
「ぜろ…」
か細い声でぽつり、と呟く
私の腕にしがみついてグルッペンさんから
隠れるみたいに小さい体をさらに縮めている
グルッペンさんに怯えているみたいだ
「(おかしいな…)」
私がここに来る前に保護されて
グルッペンさんの側で過ごしていたはず
なのに何故こんなに怯えているんだ？
「(なんでやろう？)」
昨日はこんなに怯えてなかった
グ「…A、少し席を外してくれないか」
「え、わかりました」
立ち上がろうとするが少女は腕を離さない
「大丈夫だよ」
何とかなだめて離してもらい
不安気な少女を残し総統室を出て行く
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アイス！ - ゼロちゃんがかわいかった！(泣)ゼロちゃんとは絶対別れたくないよね (2020年10月11日 15時) (
レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
アイス！ - あ〜、、、ふしぎな話☆ (2020年10月11日 15時) (レス) id: 7b09c37ff3 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - コメント、そして応援ありがとうございます！！新作投稿に向けて頑張ります！！ (2020年3月20日 10時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
つきみうどん - 神作品すぎません？？占ツクめちゃめちゃ久しぶりにみた初めの作品がこれだったのでもう本当に泣きました。うん泣きました()これからも頑張ってください！応援してます！ (2020年3月20日 0時) (レス) id: d84db328f6 (このIDを非表示/違反報告)
なんとなく(プロフ) - がんばりますっ！ (2020年3月7日 11時) (レス) id: 963a8785fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なんとなく
| 作成日時：2020年3月1日 18時
