検索窓
今日:5 hit、昨日:27 hit、合計:236,524 hit

6話.急展開 ページ8








急展開すぎて何を言っているのか理解出来ない

細かく説明してほしいが
このまま理解しない方が良いのかもしれない






コ「皆お前の強さを疑ってんねん」






理解出来ずに固まっていると
補足するように言われて妙に納得してしまった






グ「その強さが本物か確かめようと思ってな」


「…なるほど」






‪今まで雑用係だった奴が急に前線で
活躍し始めたんだから疑われるのも当然だろう






「私は誰と戦うんですか?」


シャ「俺や」






相手は近接戦最強と言われているシャオロンだ






「(まじか…)」






思わず頭を抱えたくなるが
これがゾムとかだったら更に最悪だっただろう


まだシャオロンなだけマシと考えるべきか


いや、それもかなり失礼な気がする
シャオロンも十分強いことは周知の事実なのだ






「わかりました」






ここは潔く腹を決めたほうが良い

きっと幹部達が言い始めたことなら
抗っても拒否しても必ず戦うことになったはず






グ「明後日の午後1時、闘技場で行うからな」


「はい」






先程明後日の予定を聞いたのは
シャオロンと戦う為だったのかと今更わかった






グ「話しは以上だ」


「はい、それでは失礼します」






立ち上がって会議室から出ていく

訓練に参加する気は等に失せてしまい
今日は自室に戻ってゆっくりしようと思い立った






ト『おい、作戦会議したほうがええぞ』


「はい、だから部屋に戻ります」






廊下の人通りは多いので
あまり表立った会話は部屋までのお預けとなる






シャ「おい」






廊下を歩き始めると
会議室から出てきたシャオロンに声を掛けられた






シャ「女やからって手加減せぇへんからな」






脅しと取るべきか、鼓舞してくれたと取るべきか

迷った末に脅しだと判断した






「はい、わかってます」






シャオロンはそれだけ言って会議室に引っ込む






ト『喧嘩売られたで』


「やっぱりそうですよね」






明後日の戦いを待たずに喧嘩を売られて
棄権してやろうかとも考えたがすぐに考え直した






ト『あいつほんま変わってないな』






トントンは大きく溜め息を吐いて
先に部屋に向かって行き、駆け足でその後を追う






ト『なんか大変なことになったな』






他人事のように呟くので
腹いせにトントンの体の中をすり抜けてみた






ト『うわっ、お前なにしてんねん』






珍しく驚いた事に内心笑いながら部屋に戻った

7話.作戦会議→←5話.呼び出し



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (626 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1065人がお気に入り
設定タグ:wrwrd , 軍パロ , tntn
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

るか(プロフ) - こんな神みたいな小説をありがとうございますすごく泣けました!!!! (2022年10月26日 21時) (レス) @page44 id: 8ee7b90455 (このIDを非表示/違反報告)
もみじ - ちょっと待って!?貴方様だったんですか!?なーちゃん!?…崇めます。うちの大好きな小説の作者様だったなんて…。この小説本当に好きです!!何回も読みました…!!tn氏の小説もっとください…。←(tn氏最推しの人) (2021年6月12日 3時) (レス) id: 55536975a6 (このIDを非表示/違反報告)
moz(プロフ) - 何周目か分かんないくらい読み込んでおります…!途中ヒヤヒヤするところで心拍数がぶち上がりました。神作者様の他の作品も読んできます〜!(追記ですがこの作品によく似た作品がありました。タイトルは 幽体離脱してた件 です。気のせいだったらすみません。) (2021年1月22日 18時) (レス) id: db48de9f7d (このIDを非表示/違反報告)
ハト - 神 (2020年12月8日 3時) (レス) id: f0bbbc5cbd (このIDを非表示/違反報告)
赤月奏楽 - 完結おめでとうございます!まだ二話くらいしか出ていなかった頃にこの作品を見つけて、ふと思い出してぶっ飛んできたら完結してました。途中はどうなるかとこちらもヒヤヒヤしましたが、最高の作品でした!神様ですね。神作品をありがとうございました! (2020年11月22日 11時) (レス) id: 0a13c144ca (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:なんとなく | 作成日時:2020年8月9日 17時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。