聖女候補の3人目の条件酷すぎる

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貴方side


真剣に話を聞いている私たち2人。
静かに頷くことしかできない。

【そしてコレは誰にも合わなくてさ迷っている。
それか帰りを待っている】

【コレに妖精や精霊が宿ってもおかしくないのです。
そしてコレを持つのに相応しいのは本来聖女】

【そして私達みたいな能力。
能力は段々弱まったり強くなったりと変化していきます、でもこのクリスタルで保つことができます】

【壊さない限り壊れることは無い。
壊れない限り能力は存在する】

「ってことは、魔力原石とはまた違うものってことですよね。聖女しか作れないしかも別パターン」

「そうなるとコレは迷ってる。
だから見つけてあげなければならない」

「壊れない限り能力はあるいは能力の根源、源。
そして壊さなければ作り出されないってことですか？」

気になってそう訪ねる。
そうするとゆっくりと頷く賢者さん。

Kn「要するにコレは主がいなく、そして誰でももてるちゅーことやな？」

【はい。
ですがコレは私が貰い受けたいと思ってます】

【能力は進化するもの。
それを最近では奇跡や神に選ばれたものとも言います】

【ですから私は進化してもっと役に立ちたい。
持ち主の貴方がいいのであれば】

Kn「ええで、元はそのつもりでいたんやし。
使い道が分かってスッキリしたわ。それにもしかするとまだ落ちてる可能性あるんやろ？」

【この様子だと埋まってる可能性があります。
そして聖女の能力にかかり生み出す植物もあると仮定、そうするとここの花は生み出す可能性有り】

【対象は褐色の黒薔薇。
クロユリ、その時戦争がある可能性89%】

そう聞いてそこにいたコネシマさんは「嘘やろ」と言う顔になった。

「…賢者さん。
そのクリスタルって増やすことできるの？」

【と言いますと？】

「印をもった聖女はそれを生み出すことができる。
そしてコネシマさんの様子から知ってない人が多いい」

「だったら隠せばいいじゃない。
作ればいいじゃない、能力で沢山産み出せばなんの問題もない。聖女候補様が暇で暇で仕方なくて作れたこのクリスタルが綺麗で仕方なくて生み出してしまった」

「偶然できたのを量産してしまった。
それならなんの問題もないでしょう？」

なんて言うと【浅はかですが誤魔化すことは出来そうかと】と言われてそれで一旦通すことにした。
それからコネシマさんに能力、賢者さんのことを話した。

そして賢者さんがクリスタルを受け取った。
その瞬間クリスタルと賢者さんが光出した

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