屋上。【桃】

12日目 ページ15

You side




さ「失礼します.....」

めっちゃ緊張するんだけど！！！







さ「っ......は....？」


と、さとみさんの目線には何個かのカッターの置いた机。




『あっ.......』


いや、気づいてないよな？


血ついてないし。



腕何もつけてないし。




さ「バカっ........バカっ......バカっ...!!!」



は？



さ「なんだよ、これ。カッター。」

『いや、別になんでもないですよ』


ゴリ押しだよね！！、



さ「お前はこれで何しようとした？」

『別に、紙切ろうとしただけ』

さ「じゃあ、なんで絆創膏もあるわけ？」




あれ、絆創膏なんて置いてたっけ。



あ、置いたか。包帯は不自然だから絆創膏にしよって


『別に...』



さ「別にじゃねぇんだよ.........」

『..........』

さ「お前はこれで、腕切ろうとした。これでいいんだよな？」


こわい。




『ｺｸｯ.........』


私は静かに頷いた。



さ「バカっ...!!!!バカ!頼れよ...!!!無理すんなよ」

『ごめん、ごめんなさい....』

さ「(ｷﾞｭｯ)彼氏なんだからっ....」


そうだよ、彼氏だよ。







だから相談出来ないんだよ。




『じゃあ、.......さとみさん、私...を、安心させてください.......』


さ「おやすいごようで。(ﾁｭｯ)おやすみ。すきだよ。」





＿＿＿＿＿＿＿＿

作者です。


キーワードも、エゴサ避け用に変えました。

13日目→←11日目

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す