屋上。【桃】

8日目 ページ11

You side



さ「でも大丈夫なの？」

『大丈夫ですよ、お母さん達居ないですし。』

さ「じゃあ、行こうかな〜.....」



それ大丈夫？


誘拐されたらどうするのよ。


私だからいいけど。




『早めに帰りますか、雨降り出したので。』

さ「おう」





こうして、私達は、走って私の家まで向かった。





玄関に着くと2人はびしょ濡れ。

早く家の中に入ろう。


『ただいま〜』


「おかえりなさいっ！ってえ？」

出迎えてくれたのはお母さん。


今日金曜日だっけ......？


『お母さん？あれ、今日金曜日？』

母「えぇ、そうよ。ってあなた達びしょ濡れじゃない！早く拭きなさい。」


と持ってきたのは大きめのバスタオル。




さ「わっ、ありがとうございます...」

『てか、お父さんもいるの？』

母「居るわよ？今料理してるわ。」


母は、料理が出来ないため、料理を父に任せ、それ以外の家事をやっている。




『分かった。あ、で、この方。』


私は、さとみさんに手を向けた。


さ「桃瀬 怜美です。」



母「あ、桃瀬さん？」


どうやら知り合いみたい。


さ「えっとぉ.........ひ、柊さん...？」


母「えぇ。桃瀬 日奈子(ももせ ひなこ)さん家でしょ？」

さ「はい！そうです」



仕事場が同じなのかな。


母「2人はどういう関係？」


さ「.......っと...お付き合いをしております...」


母「あら！そうなの？」





そうですお母さん。


まぁ、仮なんですけど。

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