私達の主役は〇〇だ

No.75 そういう嗅覚は犬以上 ページ30

逆算してもあと最低二週間必要かな。復讐決行日そろそろ決めたほうがいいか。

『今日から二週間後くらいにするか』
gr「何が？」
『何がってそりゃ、あ！？』

扉に目を向けると、いつの間に来たのかもたれかかりこちらを見てる。お仕事は？？？？

『なんの匂い嗅ぎつけてくるんですか』
gr「戦争」

本当に嗅ぎつけてきそうで怖い。

『鼻は本物ですね』
gr「戦争か！」
『嬉しそうで何よりです』

五歳児みたいに灰色の目輝かせるんだもん本当に大好きだね。

『ダラダラするよりかは決めたほうがマシかなと思いまして』
gr「いい判断じゃないか。」

褒められたよお薬よりキメられるわこれ。

gr「これ終わったらどうする？出てくか？」
『は？』

エミさんもそうだがなんでみんな復讐のためにあいつのためにここにいると思ってんだろうか。

『出てけというなら話は別ですが、言われない限り出ていきません』
gr「そうか」

いてくれるのか、と言ってくれてるのかな。それなら嬉しいんだが。

gr「ならお前は、復讐が終わってもここにいてくれるんだな」

当たり前だろう。ここにいたいからあいつを排除するんだ。

とびっきりの笑顔を浮かべ

『Ja』

通じるかなと少し不安になるが、彼の無邪気な笑顔を見てほっとした。



えっかわいいかわいい無理無理無理無理なにあの笑った顔八重歯見えてるじゃん死ぬってそんな無防備な顔見せられたら目を細めて少年のようなあどけない笑顔は私の心の酸素。




最後の最後でキレイな空気ぶち壊すマン

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