8つの別れ��Byもりやん ページ10
四葉｢この度は大変ご迷惑を…｣
四葉が土下座をしていた。
一花｢朝から大変だったねー｣
五月｢早朝だったので朝ご飯を食べ損ねてしまいました｣
四葉｢全ては私の不徳の致すところでして…｣
一花｢帰りに買ってくればよかっかな？｣
三玖｢でも二乃も戻って来たし｣
一花｢よーしこのまま｣
良太郎｢試験勉強だな｣
良太郎が後ろに立っていた、鬼のような形相で。
四葉｢もー、みんな聞いて…｣
良太郎｢いつまでそんな事気にしている、そんな暇あるなら1つでも多く英単語覚えろ！｣
暁斗｢さて、朝ご飯作りますかね！｣
二乃｢私の出番でしょ！｣
暁斗｢勿論サポートに回りますよ｣
良太郎｢バーサーカーの兄上が…自ら女性の手伝い…だと…｣
慎之介｢あいつ大丈夫か？熱でもあるか？｣
暁斗｢俺だって流石に慣れるわ！｣
良太郎｢ふっ、世も末か…｣
良太郎の頬ギリギリに真っ直ぐ包丁が飛んで来た。
良太郎｢ひっ！｣
暁斗｢三枚おろしにしてやろうか…｣
良太郎が黙った。
三玖｢やっぱり兄弟…｣
一花｢まあ鬼畜だね｣
こうして朝食が作り終わり。
良太郎｢さて本題に入るが…今日は2日目にある社会と理科を先に勉強する、明日は国語、数学、英語を重点的にする、まあみんな問題集は終わらせてるようだし、さあ始めるか！｣
〜数時間後〜
四葉｢ここの所が少し…｣
良太郎｢ああ、そこは…｣
三玖｢暁斗ここの化学反応式の解き方が…｣
暁斗｢そこはこういう意味だよ｣
二乃｢んー、難しいわね…｣
慎之介｢そこ簡単な覚え方あるよ、例えば…｣
暁斗｢ここの計算式が分からん…｣
良太郎｢そこはだな…｣
一花｢んーここ覚えづらい…｣
暁斗｢テストの出題傾向から見るとここの3つだけ覚えてればいいと思うよ｣
五月｢計算式が覚えられません…｣
良太郎｢だったら取り敢えず、こう言う感じで…｣
良太郎｢取り敢えず、一旦休憩しよう｣
暁斗｢悪ぃ、そろそろ抜けるわ｣
良太郎｢ああ、練習か？｣
暁斗｢まあ金曜日のテスト終わったら全国だし｣
慎之介｢土曜には出るんだっけ？｣
暁斗｢まあな、東京まで行かなきゃだし｣
三玖｢ねえ、それ私達も行っていい？｣
一花｢いいね、行きたい！｣
暁斗｢お金かけてもいいならって、聞くまでも無いか…｣
良太郎｢そんじゃあ久々にみんなで出かけるか？｣
四葉｢賛成ー！｣
暁斗｢さーて、頑張りますか！｣
こうして一日目の勉強会が終わった。
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作者名：チヒロ『幽旡』『由木』
作成日時：2020年2月29日 21時
