【五等分の花嫁】三倍の兄弟×2 (ページ5)

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部活byチヒロページ5

二乃が家出をして2日経った頃…四葉は陸上部の部長に強制的に部活に参加させられていた…

『ペース配分も出来て来たよね、こんな短期間で天才だよ』

四葉『あはは…最近良く天才って言われるんですよ』

江場『来週はいよいよ高校生駅伝本番だ！あなたが居なければ参加出来なかった！走りの天才を頼りにしているよ』

四葉は困った表情だ…そこに良太郎がやって来て…

良太郎『貴様が天才とはどうやらこの世の終焉が近いらしい…』

意味深な笑みである…

四葉『り…良太郎さん！？』

江場『君は？』

良太郎『あんたが部長？期末試験が近いのに大会の練習なんて立派だな…』

江場『うん…大切な大会なのに試験なんて気にしてられないよ』

良太郎が本気でキレかけたが…四葉が止める…

四葉『わー！！大丈夫です！ちゃんとやってますよ！』

江場『もういいかな？まだ走っておきたいんだ』

良太郎『そうだな…じゃあ俺も一緒に走ろう、それなら邪魔じゃないだろ？』

そして…

良太郎『し…死ぬ…俺は確実に死ぬ…』

四葉『良太郎さんもうやめた方が…』

良太郎『フランスで起こった市民の革命は？』

四葉『フランス独立革命！』

良太郎『羅生門の著者は？』

四葉『芥川治！』

良太郎『水酸化ナトリウムの化学式を答えろ？』

四葉『Nh！』

良太郎『(全部微妙に間違ってる…)』

良太郎は自分の足をけって転びそうになったが…

四葉『無理しちゃダメですよ…もう休んで下さい、私は平気です。』

そう言って四葉は走っていた…

江場『今日は一日お疲れ様…まだまだだけど伸びしろがあると感じたよ、そこで…この土日で合宿を行う』

『土日は休みだったと思うんですけど』

江場『あのね一年生、そんな甘い考えじゃ大会二連敗は出来ないよ。中野さん貴方は走る為に生まれて来たの、私が貴方を立派なランナーにしてあげる。』

四葉『は…はい』

『よーし頑張るぞー』

『おー！！』

四葉『おー…』