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期末とバレンタインデーbyチヒロ ページ25

2月、期末試験とバレンタインデーが冬の厳しい風と共にやって来た。

良太郎『目指す点数は40点以上だ!』

それを聞いていた暁斗から鼻血が垂れる。

暁斗『わっ』

慎之介『どうしたんだ?』

一花『変な本でも見たんじゃない?』

暁斗『三玖姉さんが何故かずっと市販のチョコを無理矢理食べさせてくるんだよ』

三玖『今日も持ってきた』

暁斗『まじか…』

慎之介『(なんでこれで気づけないんだ…)』

これぞブーメランである…
三玖を見ていた一花は…

一花『(そっか…バレンタインなんて今まで意識したこと無かったよ…)』

その日の夜…
三玖は台所に居た、そこに…

一花『三玖まだ起きてたんだ。』

三玖『一花起こしてごめん』

一花『どう調子は?そろそろ暁斗君の好みを把握して来たんじゃない?』

三玖『気づいてたんだ…私は甘いの苦手だからよく分からなくて、試作品を作っているんだ』

一花『えーっと…ドクロマーク出てるけど…』

三玖『これは大丈夫なドクロマーク』

一花『大丈夫な方とは…もっとシンプルなレシピで良いじゃない?溶かして固めるみたいな。』

三玖『……』

一花『あ!そだ、私の知り合いに料理上手な人が居るんだ。』

三玖『え?』

一花『その人に教えてもらいなよ』

そして別の日…

二乃『あれ?一人で何してんのよ。』

三玖『二乃…今日は学校で勉強会のはずじゃ…』

二乃『一花に呼ばれて来たのよ』

三玖『え…一花の言ってた人って…』

その瞬間、ドンッと大きな音が鳴った…

二乃『何よ今のびっくりした…ってこっちにもびっくりだわ。こんなのあげて誰が喜ぶのよ。』

三玖『うるさい…』

三玖は顔を赤くなりながら言った…

三玖『最近…暁斗が私の料理を食べてくれない…心当たりはある…私が不器用なのも知ってる…だけど作りたい…思わず食べたくなるよなチョコ…教えてくださいお願いします』

二乃にも思う事があったのか、三玖のチョコを見て…

二乃『全く…面倒臭いわ…準備しなさい』

三玖『うん』

そしてバレンタインデー当時

五月『三玖、おはようございます』

暁斗『姉さん何時まで寝てるの…それよりそこにあったチョコって姉さんのだよね?今日も食べといたよ、美味しかった。』

三玖『あ…ありがと…そのチョコなんだけど…』

暁斗『姉さんが一番だよ』

三玖『え…い…一番って…どうゆう意味で…』

暁斗『それはね…良太郎の作ったテストの結果、姉さんが一番だよ!』

三玖『あ…そう』

−見ててね暁斗

気持ち…Byもりやん→←放課後Byもりやん



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設定タグ:五等分の花嫁 , 合作   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:チヒロ『幽旡』『由木』
作成日時:2020年2月29日 21時

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