【NARUTO】我輩は‘猫田’である

6話 ページ6

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ついに我輩の番まで来てしまったのである






「A、早く行くぞ」






『なんで我輩だけイルカ先生が直に迎えに来るのであるか』






「お前がサボるからだ」






もう即答だった。







『･･･サボらないのである』






「その言葉は何回目だ馬鹿野郎」






ほら早くしろ。と隣教室に引きずられて入るとミズキ先生がまたもやあの似非笑いを浮かべて座っていた。







「早く分身の術やれ」





『･･･先生、我輩にだけあたり強いのである。贔屓である。我輩傷ついて何も出来ないのである。』





「日頃の行いを思い出せ」






なんてもう心配も謝罪もしてくれない。それどころか早くしろと催促してくる始末だった。






『･･･分身の術』






＿＿＿＿＿教室を埋めつくせぇ！！



そしてあわよくばイルカ先生よ潰れろぉ


仕返しであるぅ！



なんてことを考えながら分身の数を何体も増やしまくれば我輩の分身でいっぱいになる教室。






「わ、わかった！わかったから！もうやめろ！！」






『･･･日頃の行いが悪いからこういう事されるのである』






「お前が言うか！？お前がっ！？」






このやろっと殴り掛かろうとする先生の攻撃をさけ、ミズキ先生を盾にすればふるふると震えた拳を構えたままイルカ先生の鋭い眼光が我輩を睨みつけた。






『先生！若いうちからそんなに怒ってばっかりだとシワが凄いことになるのであるよ!』



「だ、れ、の、せ、い、だ！！！！」







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