44話 ページ44
サボside
今まで見た事もないような形相で赤髪を睨みつけて怒鳴るエースに慌てて仲裁に入れば胸ぐらを掴まれた。
ｴｰｽ「お前なんでこんな奴らさっきから庇うんだよ！！」
ｻﾎﾞ「こんなんでもAの親だからだろ！！」
ムカついてんのがお前だけだと思うなよエース。
アイツの思いを踏みにじって、泣かせて、無理させて、傷つけて
そんな奴らにイラつかないとでも思ってんのか。
ｻﾎﾞ「Aが我慢してんのに俺達が手ぇ出す訳にはいかねーだろ！！」
�犢イ�だから��
苦しくても逃げない所かアイツはこいつらを好きだと言ったんだ。それだけの理由があるはずなんだ。
アイツが誰にも助けを求めずに我慢する理由が。
俺の親とは違うナニカがアイツをそうさせるはずなんだ。
ｻﾎﾞ「エース、俺達が口出すには何も知らなすぎる」
アイツの本心を全て聞けたわけじゃなければ、この場所でどんなやり取りがあってアイツを苦しめてきたのかなんて全てはわからない。
ましてや、赤髪達がAに向けている感情なんてもっとわからねぇ。
ｻﾎﾞ「話し聞いてからでも遅くねぇだろ」
我慢して笑うような奴だから苦しみに周りが気づいてない可能性だってある。
��A、悪かった��
あの日俺達が連れ出したAを全員で探して謝った。
俺の親なら絶対にしない事をコイツらはしてた。
本当に申し訳なさそうに、後悔してる顔をしていた。
ｻﾎﾞ「…コイツらがAの事大事にしてねぇようには俺、見えねーんだよ」
ｴｰｽ「は？」
ｻﾎﾞ「アイツに後悔させたくない」
ｴｰｽ「…チッ わーったよ！！」
.
ｻﾎﾞ「…なるほどな」
呆れるほどのすれ違い。
赤髪達の話を聞いた上でAの言っていた話と照らし合わせればコイツらの言葉足らずさに頭が痛くなってきた。
ｴｰｽ「やっぱクズじゃねーか」
ｻﾎﾞ「そんなつもりじゃなかった、は許されねぇよ」
兄という立場を押し付けて、本音をいえなくさせて追い詰めて、我慢するしか選択肢を与えなかった。
そりゃAも何があっても気にしてないと偽るだろ。
…でも、アイツに向けた愛情は嘘偽りもないんだという事は顔を見ればわかった。
ｼｬﾝｸｽ「…なぁ、お前らに頼みがある」
ｴｰｽ「なんだよ」
��Aの本心が聞きたい��
そういった赤髪の声は不安気に揺れていた。
.
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空舞(プロフ) - 無理矢理あけたページに書きたかったお話追加しました🙊文字数足りなくてコメント欄に感謝を。評価がいつの間にか1500票越えてました🥲💞完結させた時は1200ぐらいだったのに、、ありがとうございます😭 (10月21日 14時) (
レス) @page50 id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - しらすさん» しらすさん返信がありえないほど遅くなってしまい申し訳ないです🙇🏻♀️💦嬉しいお言葉ありがとうございます！そう言っていただけると凄く嬉しいです😭💞 (10月15日 11時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
しらす - え待って待って待って神泣きましたこんな作品をありがとうございますもう、、、大好きです (6月23日 20時) (レス) @page50 id: b9c047ab39 (このIDを非表示/違反報告)
空舞(プロフ) - 月詠さん» 月詠さん今更ながらのご返信になり申し訳ないです😭失踪していてすみません、ｯ！そして素敵なコメントありがとうございます🥹そう言っていただけると凄く嬉しいです！ご拝読ありがとうございました🙇🏻♀️ (4月22日 12時) (レス) id: 06939a4bea (このIDを非表示/違反報告)
月詠 - 、、、は？え、滅茶苦茶涙腺崩壊させてくる神作品なんですが？？？ヤバい、途中胸が苦しくなったわ。完結おめでとうございます、滅茶苦茶面白かったです (2023年1月16日 18時) (レス) @page49 id: 9753754a57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空舞
| 作成日時：2022年9月2日 17時
