7話 ページ7
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『ウタ、こうやってシワ伸ばしてから干してね』
ｳﾀ｢うん！！任せてよ！｣
翌日、洗濯物を干していたら手伝いたいとやってきたウタに初めてウタから言われた手伝いたいの言葉に嬉しさを感じて自然と笑みがこぼれた。
＿＿＿＿＿＿でもそれが間違いだったんだ。
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ｳﾀ｢Aのバカ！Aなんて嫌い！｣
なんて言葉と共に何かが蹴り倒される音にやってしまったと後悔した時には遅かった。
時間が経つにつれて飽きてきたのか、皺を伸ばすことなく適当に干し始めたウタにアイロンがけという手間が増えるのを懸念して
飽きたなら手伝わなくていいとシワシワのまま干された服を整え直してしまった。
しかしそれがウタにとって気に食わないことだったらしい。
視線を横に向ければ洗濯物の入った籠は倒れ、せっかく洗った服は散乱。ウタは大きな紫眼に溢れんばかりの涙をためていた。
ｼｬﾝｸｽ｢どうした、また喧嘩か？｣
あぁ、ほら、もうダメだ。
ウタの声に集まってきた皆の視線が私たちに突き刺さるのを感じた。
ｳﾀ｢Aの事手伝いたかっただけなのにAがウタの事怒ったの！｣
ｼｬﾝｸｽ｢...本当かA？｣
聞かなくてももうシャンクス達の中で答えは決まってるくせに。でも、そうだね。、
『...飽きたなら手伝わなくてもいいって言っただけだよ』
手伝いたい、なんて好意を素直に受け取るのが悪かったんだ。気を抜きすぎていたんだ。
『ごめんね、私の言い方が悪かったね。ウタは好意でしてくれてたのに』
もう言わない、もうしないから許してウタ。
なんて心にも思っていない謝罪をウタの視線に合わせて零し、顔色を伺う私は最低なお姉ちゃんだろうか。
ｼｬﾝｸｽ｢ほらウタ、Aも謝ってるんだし許してやれ｣
ﾔｿｯﾌﾟ｢姉妹なんだから仲良くしろよ〜？｣
怒った私が悪者。
そうだ。うん。
二度手間になろうと何だろうとウタのやることを否定した私が悪かったんだ。
気をつけないと。今度からは間違えないように。
だから 頼むぞお姉ちゃん、なんて言葉かけないで。
わかってる、わかってるから。
_._._._._._.
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雪見大福(プロフ) - 一人っ子だからあまりわかんないけど、下の子居るとお姉ちゃんでしょとかは言われたら辛いですよね…一人の人間としてみてもらいたいって感じで…これからも無理せず頑張ってください！ (8月18日 23時) (
レス) @page11 id: 4031fb98ab (このIDを非表示/違反報告)
おむすび(プロフ) - めちゃまた面白いです！更新頑張ってください！ (8月18日 7時) (レス) id: 5b99419290 (このIDを非表示/違反報告)
ワイ氏 - にへぇ…(？)おもろい…(´＾ω＾`) (8月17日 23時) (レス) @page11 id: 87da402617 (このIDを非表示/違反報告)
うえーい - はぇ〜…好きですね。熱かぁ 熱と気付かず歩き回ってた事あったなぁ……。更新頑張って下さい！ (7月15日 19時) (レス) id: 79851a5d5f (このIDを非表示/違反報告)
あ - イェーイ(なぞ。 (6月17日 16時) (レス) id: 711e38ef56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空舞
| 作成日時：2022年12月6日 18時
