『私の顔が好きなんですか？』

久々の番外編【女の子の日】 ページ15

オチアンケートに、【全員見たい！！】があって一瞬真顔になったとある夏の日。




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『ふっ……はぁ…』





やばい…お腹痛い……



これは来てしまった……女の子の日！！






『EVE効かねええええ……
まだEve兄さんの方がマシだわくっそ！！』





「はいはい、口悪い」





『まふ……』





ひょいっと担がれて寝室まで連れてかれる




少し荒いけど、お腹に響かないように横抱きにしてくれる当たりイケメンと見た。





『まふ……お腹こぽこぽ言ってる……
昨日飲んだホットチョコレート出てるかも』






「んなわけないでしょ……大丈夫？特に頭。」






いやめっちゃ失礼。




頭は正常だわ。





……多分。







なんてじゃれていると、今日一番の痛みがお腹を襲う





『いっ…！！…たぁ……
まふ、まふ……痛い…やばい……お腹の中でスズメバチがコサックダンス踊ってる』






「それめっちゃ痛いじゃん」





よしよし、とお腹をさすられる




まふもベッドに入ってきてくれて、ベッドの中で抱きしめられる




ぬくい……





「大丈夫？」





『んー……コサックダンスが阿波踊り程度にはなったよ』






「……よかった…のか？」






よくないよくない、痛いよ。





ズキズキした痛みで、目の前が涙でぼやける








『うぅ……』





「やっぱ痛いんじゃん……ほら上向いて」





まふに言われた通り、上を向く




そのまま緩くキスをされる







「ふっ……ん……」







『あ……や…んぁ……んん……』








どんどん深くなっていく




もう痛いのか気持ちいいのか分からなくなってきた









「……ん、ほら、キスは一番の鎮痛剤って言うでしょ？」







『……はぁ、んん…まふ』







「なに？」








私は緩く腕をまふの首に巻き付ける









『まだ痛いんだけど？鎮痛剤足りないなぁ』









それを聞いたまふがくすりと笑う







「仰せのままに、お姫さま」

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