『なんと！part4で顔が！！』「「おお！？」」【歌い手】

番外編【プール開き】 ページ36

まふ「ちょっと泳ごーよー」




「ん？いいけど、私あんまり泳げないよ？」




クプラ「僕が腕持っといてあげるよ」





クプラが私の手を握ってくれた



幼い顔つきなのに、手は男の子の手だった





「……なんか悔しい」




私はぽちゃんとプールの中に入った





クプラ「あ、ゴーグル流れた」




まふ「ビートバン持ってこよー」








もう少し深くに行こっかな



なんて思って私は少しだけ奥に進んだ





その時、






ずるっ





「えっ」




ばしゃんっ





私は下の藻で滑って水に使った




「がぼっ……」




足をくじいてうまく立てない




口と鼻に水が入って頭が痛い





まふ「あれ？Aー？」





クプラ「？？どこいった？」





クプラとまふは少し遠くでキョロキョロしてる




「んっ……」




意識が遠くなる





あー




こんな所で死ぬのか






ださいなぁ







私はゆっくりと目をつぶった






その時___________






ざぱっ




体がふわっと浮いた感じがした





「……！？」





そらる「A！？」





「げほっ」




そらるが私の体を持ち上げてくれた





そらる「よいしょっ」





そのまま私の体を抱えてプールサイドまで連れてきてくれた




水がせり上がってくる






「……げほっげほっ」




そらる「大丈夫！？」



まふ「A！？」



クプラ「ごめん！ちゃんと見れてなかった！」



詩人「大丈夫かーい？」





まふやクプラ、詩人も駆け寄ってきてくれる






「……大丈……夫」




詩人「……人工呼吸いる？」





まふ「プールに沈めてあげよっか？」

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