背徳感が凄すぎる ページ41
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トランプをしてる最中。
ハートのトランプを見て、あぁ、またあれを使ってみようか、なんて思う。
実の兄に使うのは少し気が引けるが、単なる好奇心である。
私は二人が気がつかないように、愛の魔法瓶を発動した。
さて、イル兄は…
『…は？？？』
「え、なに、俺の顔見て」
『い、いや…』
いやいや、兄だからっていくらなんでも…
ゲージに表示された数値は120。ゲージがMaxを超え、もう一本のゲージが現れていて、二本目には20。なので合わせて120というわけだ。
えぇ…嘘でしょ…。
100ならまだ納得だったが、それを超えてくるとなると…。
こんなこと初なので、戸惑いの色を隠せない。
じっとイル兄を見て首を傾げれば、目の前の兄がパッと視線を上げて、私と目が合った。
(可愛い)
『…え？』
「さっきからどうしたんだい？♦︎」
『イル兄、何か言った？？』
「なんも言ってないけど」
いやいや、そんなことは無いはずだ。
先程はっきりと聞こえたイル兄の声。それが幻聴なわけが無い。
嘘ついてない？なんてじとーっと、イル兄の瞳を見つめる。
(あー、可愛い。なんで俺の妹ってこんな可愛いの？無理)
『えぇ…』
まさか、まさかだとは思うけど…。
念能力だなんて、言わないよね？
ほんとに、乙女ゲームじゃないんだから心の声が読めるなんて、そんな…。
そうだ、自分の能力は好感度を見れること。それ以上でもそれ以下でも無いはず。
イル兄と目を合わせている時に流れ込んでくる言葉は、イル兄が目を逸らすと聞こえなくなって。
あぁ、これは…。
(私の念能力だ)
愛の魔法瓶は、使い道にこまる背徳感系念能力でした。
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
