仮説は一つではない。 ページ18
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『ヒソカ？』
首を傾げた私の目の前で、ヒソカはその釣り上がった目から涙を溢した。
…は！？
『ちょ、ヒソカどうしたの！？なんかあった！？怪我してる！？』
「そんなに騒ぐなよ♦︎目にゴミが入っただけさ♡」
いやいやいやいや！！騒ぐでしょーよそれは！？！？
おもむろにそれをぬぐったヒソカは、ところで、と何もなかったかのように切り出した。
「性格、変わった？♦」
『あ、いや、あのー………そんな訳ないじゃない。冗談はよして？』
「うん、無理があるね♥」
『……………だよねー』
どうしてこんな性格になったのか、あの日の出来事を踏まえつつ全てヒソカに話した。
ヒソカは顔色変えず、にこやかに私の話を聞いていた。
それもそれでなんだか気色悪いが、そこもご愛嬌である。
「…なるほどね♠つまり、死後強まる念でゾルティックじゃない他の誰かに転生したってわけか…」
『うん、多分ね。だから念も比べものにならないほど弱いし、身体も動かないよ。あるのは"ココ"だけ』
そう言って私は自身の頭を指さす。
それに納得したかのように頷いたヒソカは、でも、と人差し指を立てた。
「Aの説も間違っちゃいないけどさ、僕から言わせてもらうともう一つ説がある♦︎」
『えっ？』
「もし、Aの魂がその体に入っていたのだとしたら、元のAの本体が見当たらないのが不自然だ♠︎」
『っ、それってまさか…』
そう。
そう言ったヒソカは、私に顔を近づけて続ける。
「A本体の体は、どこかにあるってこと♡」
『でも、だって、ヒソカの話では私の体が無くなったって…』
「だからだよ♠︎
まず、念能力を使った相手が操作系念能力者だとしよう♦この能力は相手に何かをする、あるいは付けるっていうのを条件にしていて、Aは戦いの時に何かをされた♧そして操作系だということは時間差でも相手を操作出来る♦となると相手はAの魂を操作して体から離し、何かしらの方法で違う体に入れ込んだ♠
実際にAの今の体で記憶が戻ったのが丁度Aの体が無くなった時とかぶってる♦」
『ってことは、魂を操作した後抜け殻となった私本体を操作し操り、どこかへ運んだ、または隠した…って感じ？』
「ピンポーン♥」
どうやらこれはとても厄介なことになりました。
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メロンパン18号 - 好感度系の作品をH×Hでやってくれるなんて…主様ありがとうございます！読ませていただきます！ (2023年4月3日 14時) (
レス) @page39 id: fd8275b1aa (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - もさん» まじですかありがとうございます！！！！ (2023年3月22日 15時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
も(プロフ) - 最高…！ (2023年3月22日 10時) (レス) @page40 id: f3ac1f4c1b (このIDを非表示/違反報告)
ふぃあろ(プロフ) - ぽちゃ子さん» うわぁ！嬉しいです！！！ありがとうございます！！！頑張りますね！！！ (2023年3月22日 8時) (レス) id: 57f453a332 (このIDを非表示/違反報告)
ぽちゃ子(プロフ) - 文章が読みやすくて内容がスルスルと頭に入ってきました！！頑張ってください！！ (2023年3月21日 22時) (レス) @page33 id: a18afddbb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ふぃあろ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/uekukz/
作成日時：2023年3月18日 20時
